グレンバーギ蒸留所はスペイサイド最西端のフォレス地区で、フォレスの町から8キロほど東にあるアルヴス村にあります。創業は1810年。1829年に現在の場所に蒸留所を建て替えて、設備を移設しました。
また、同年に政府の認可を受けて、公認の蒸留所になりました。当時はこの蒸留所はキルンフラットと呼ばれていましたが、1870年に閉鎖。1878年にチャールズ・ケイによって再開し、名前もグレンバーギに改名しました。
その後、1925年に再び閉鎖。
1935年に再開しました。そのときにウイスキー蒸留所では最初の女性ディスティラリーと考えられているマーガレット・ニコルが就任。その翌年の1936年にハイラム・ウォーカーが蒸留所を取得しました。
1958年には既存のスティルポッドの横に2つのローモンドスティルが導入されました。このローモンドスティルはハイラム・ウォーカーが開発した蒸留器で、円筒形のネックの中には上記の還流率を調整する装置がついています。
スワンネックと隠田サーをつなぐラインアームも角度調整が出来ます。この蒸留器で蒸留されたウイスキーはグレンクライグというブランド名で販売され、生産は1981年まで続けられました。
グレンバーギ蒸留所は2005年にペルノ・リカール社に売却されて、それと同時に建て替え工事が行うために一時的にストップして、07年に全面新築となった新生グレンバーギ蒸留所としてオープン。
現在は生産量もアップしています。
なお、グレンバーギの製品は、有名なブレンデッドウイスキーのバランタインのキーモルトとして使用されており、その中でも特に柱として使用されているのが「バランタインの魔法の7柱」と呼ばれていますが、このグレンバーギもその1つです。
そのため、ほとんどの原酒が使われてしまい、あまりシングルモルトは市場に出回っていませんが、その割りにはプレミアムもついておらず、割りとコストパフォマンスは高めです。
なお、グレンバーギの所有者は以下の通りに変遷しています。
1829~1871 ウィリアム・ボール
1871~1880 チャールズ・ケイ
1880~1882 フレーザー&グラント
1882~1925 アレクサンダー・フレーザー社
1925~1930 ドナルド・マスタード
1930~1936 J&G ストダート
1936~1987 ハイラム・ウォーカー社
1987~1994 アライド・ライオンズ
1994~2005 アライド・ドメーク社
2005~ ペルノ・リカール社
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