夏目友人帳の最新31巻が予約受付開始になったのでご紹介します。発売予定日は9月5日。
それに、秋シーズンにはTVアニメ第七期が放映予定になっています。
夏目友人帳は、2003年から「LaLa LaLa DX」で連載し、既刊30巻。TVアニメも断続的に6期まで造られ、その他にOVAもいくつか造られ、劇場版映画も2作造られています(ただ2作目はOVAを限定公開したような感じの作品です)。
夏目友人帳の主人公は高校生の夏目貴志。幼い頃に両親を亡くし、普通の人には見えない妖(あやかし)の姿をみたり声を聞く能力があるために、付け回され、そのために預けられる親戚の先々で嫌われたらい回しをされてきた少年。
それが、遠縁の藤原滋・塔子夫妻のもとに引き取られて高校に通学。やはり妖に追われる日々だが少しずつ落ち着いてきたところで、大妖の斑(まだら)の封印を解いてしまい、その斑とともに、父母の夏目レイコが集めた妖の名前を返すことになる……という物語です。
この妖の名前を綴ったのが友人帳で、斑は普段はブサイクな猫に変化していて、ニャンコ先生と名乗っていて、貴志とニャンコ先生のバディが様々な事件に巻き込まれていくというものです。
妖がたくさんでてくる話ですが、ホラーというよりも妖と人間の切ない交流を描く一作というものになっていて、基本的に1話完結ですが、巻を重ねるに従って、数話に渡る長編も増えてきています。
現在では、さすがに30巻を超えているので、人間側も妖側もずいぶん増えています。
最近、異世界ファンタジーが全盛で、その中でおなじみのテーマの一つが長命種のエルフと人間などの短命種との交流(恋を含む)と別れになります。
夏目友人帳にはエルフはでてきませんが、妖は基本的に寿命がなく、すぐに寿命が尽きる人間と関わってしまうと切なく辛い運命になってしまうという話がたくさん出てきます。
個人的に夏目友人帳のアニメはずっと好きで見ており、6期からいつまでも続きのアナウンスが無いのでやきもきしていましたが、今回7期の放映が間近で喜んでいます。これまで、実質分割2クールで3ヶ月の休みを挟んで、1期~2期、3期~4期、5期~6期と放映されてきたので、今回も7期を3ヶ月楽しんだあとは3ヶ月休止して8期が放映されると信じています。原作はもうたっぷりとストックもありますし。
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