相田裕の最新作「勇気あるものより散れ」の6巻が発売になったのでご紹介。
相田裕といえば、代表作はイタリアの社会福祉公社を描いた「ガンスリンガーガール」、日本の埼玉県の高校生の日常を描いた「1518! イチゴーイチハチ!」、そしてこの「勇気あるものより散れ」は明治初年の東京を舞台にした伝奇アクションになります。
ストーリーは不死の一族の少女が、幕末の戊辰戦争で死に損なった侍とであったところから始まり、一族の秘密を巡って、架空の登場人物と元新選組の藤田五郎(斎藤一)、伊庭八郎など実在の登場人物が入り乱れて……というもの。
この6巻は一つのクライマックスで、不死の一族の長、というか母親を殺せる殺生石の刀を巡って、チャンバラを繰り広げていくというもので、1巻まるまる使って、いくつかの組がチャンバラをやっています。
ガンスリの銃撃戦に比べるとちょっとわかりにくいのが難点ですが、派手なエフェクトなどは無くて、人によっては地味に感じるのかも知れませんが、なかなか迫力があって読み応えがあります。
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