「あし」が「小説家になろう」で連載し、書籍化。それを内々けやきがコミカライズしている作品の最新23巻が発売になったのでご紹介です。
「なろう小説」原作のコミカライズで23巻って、他になにかあったかな? と考えなければ、すぐにはでてこないほどの長編になっていますが、原作がつい先日、思い出したかのように1話だけ更新しただけで、ほぼエタっているような状況なので、原作が尽きる寸前です。
だいたいこの23巻の巻末時点で原作の147話まで消化していますが、いまのところ157話が最新。
かなり引き伸ばし気味になっていますので、次の巻はどうにか大丈夫でも25巻では確実に追いつきそう。
追いついた時点で連載休止するのか(事実上、再開できなさそう)、コミカライズは独自展開で進むのか……。
個人的にはこうなったら独自展開ですすめて欲しい気もします。
作画担当の内々けやきは昭和時代の巨匠なみに連載を抱えていて、一時はかなりクオリティが落ちていましたが、ここへ来て少し持ち直しているのかな……という気がします。
なので、どうせこうなったら、作者からプロットだけ貰って、後は内々けやきに丸投げして続きを描いて貰えば良いような気もします。
まあ、主人公のレンちゃんは明確な目標があって行動している訳じゃないので、行き当たりばったりでどこまでもズルズルと続きそうな気もしますが、さすがにそれはそれで飽きさせます。
でも、これまでのところで伏線だけばらまいて放置している、ガマガエルみたいな商人、レンの幼馴染と田舎出の剣士のストーカーコンビ、王子様との関係、工房のオヤジさんから貰った迷宮の町の鍛冶屋への紹介状、あと細かいところでは獣人クロの兄貴とかいくらでも話を転がしていくネタは仕込んであります。
作者は現在、実生活がどういう状況にあるのか? 以前は異様に仕事が忙しい上に体調を崩して……ということらしかったですが、なろうにはこの作品しか発表していない、いわば処女作にして代表作なのでなんとか完結までやってほしいものです。
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