グレンダラン

グレンダランについて


グレンダラン(GLENDULLAN)はスペイサイドのダフタウンにある蒸留所です。ダフタウンはスペイサイドのほぼ中心で、町の東を流れるフィディック川の西岸の辺りに蒸留所はあり、名前の由来となっているダラン川はフィディック川よりも離れたところを流れ、どちらもスペイ川の支流になります。
設立されたのは1897年で、ウィリアムズ&サンズ社が設立しました。第一次大戦後の不況のあおりを受けて、1919年にマクドナルド・グリンリースに売却されて、戦時中の1940年から47年まで閉鎖されています。
このマクドナルド・グリンリースは、有名なオールドパーを作っている会社で、これ以降、グレンダランはオールドパーの原酒として重宝されることとなります。




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クイーンアン(QueenAnne)スコッチウイスキー

クイーンアンについて


クイーンアン(QueenAnne)スコッチウイスキーはヒルトムソン社のブレンデッドウイスキーの銘柄です。創業は1793年で、パブとレストランの経営者ウイリアム・ヒルが操業したそうです。その後、1857年になってウイリアム・トムソン氏が経営に参加し(その後になって社名が変わったと思われます)、1884年になってブレンデッドウイスキーのクイーンアンを発売しています。
登録は1902年。
日本ではあまり知名度のない銘柄ですが、とても古い歴史のある銘柄と言えるでしょう。
クイーンアンはサムシングスペシャルと並んで、同社のフラッグシップブレンドとなって、1980年代には主にスウェーデン、イタリア、ベネズエラ、オーストリア、南米など100カ国以上で販売されています。




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ミルトンダフ

ミルトンダフについて


ミルトンダフ(Miltonduff)はスペイサイド、エルギン地区で1824年に操業した蒸留所です。エルギンの町の南西6キロにあります。
この一帯はイギリスでも最も良質な大麦が育つと言われる穀倉地帯で、1236年にプラスカーデン修道院があり、その修道院が所有する製粉所を改修してミルトン蒸留所となり、それがミルトンダフへと成長していきました。

1936年にハイラム・ウォーカーが買収。さらに1964年には「ロモンド」のスティルが設置されて、モストウィーという麦芽が生産されるようになりました。




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グレンカダム

グレンカダムについて


グレンカダムは、ハイランドモルトの銘柄で、蒸留所は東ハイランドのブレヒンという古い町にあります。
創業は1825年で、ジョージ・クーパーによって設立され、その後は1827年から37年までデビッド・スコットが所有し、37年から1891年まではギルモア、91年からはトンプソンアンドカンパニーリミテッドがそれぞれ所有しています。
このトンプソンアンドカンパニーの時代には製造した製品はブレンデッドウイスキーの原酒として使用するのがほとんどでした。そして、1954年にハイラム・ウォーカーが蒸留所を購入し、さらに2年後にはジョージ・バランタイン&サンによって購入。そしてアライド・ドメクがに所有権が移り、2000年にはとうとう蒸留所を閉鎖します。

しかし、2003年にアンガス・ダンディ社が蒸留所を買収して復活させ、再び生産開始します。




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キャパドニック

キャパドニックについて


キャパドニック蒸留所は、グレングラントの第2蒸留所として1898年に誕生したもので、場所はスペイサイドのローゼスという町にあります。創業当時はグレングラントナンバー2と呼ばれたそうです。
グレングラント蒸留所の創設者であるJ&Jグラントによって建設されました。
ところが、創業後間もなくウイスキー不況に見舞われて、わずか3年で操業停止。長い休眠状態に陥ります。

その後、創業再開したのが1965年で、この頃には同じ名前の蒸留所は2つ有ってはならないという法律が出来ていたため、キャパドニックとなりました。意味は「秘密の井戸」だそうです。
キャパドニック蒸留所は1967年には2つの新たなポッドスティルが加えられて、技術の進歩もありわずか2人で運営されていたそうです。

キャパドニック蒸留所の目的はブレンデッドウイスキー用の原酒の確保であり、その製品のほとんどがシーバスリーガルやクイーンアンの原酒として使われ、キャパドニックのオフィシャルボトルは操業している間は一度も販売されたことはなく、ボトラーズ(瓶詰業者)に流れた僅かなものが市販されただけであったそうです。




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