トーモア

トーモアについて


トーモアは1959年に生産開始し、正式な完成は1960年の、スコットランドの蒸留所としては比較的最近のものです。場所はスペイ川の約1キロ南にあり、いわゆるスペイサイドにあたります。現在のオーナーはペルノ・リカール。
トーモアの意味はゲール語で「大きな丘」で、アックボキー川を仕込み水に使っています。蒸留所の背後の丘のロッホ・アン・オー(黄金の湖の意味)から流出しているもので、軟水。

完成して12年後の1972年にはポットスティルを4基から8基に増設して生産力を増強し、そのウイスキーはロングジョン、バランタインなどに使われています。




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ダルユーイン

ダルユーインについて


ダルユーインはマレー、キャロンの東に位置する蒸溜所で、スペイサイドに分類されています。ダルユーインはゲール語で「緑の牧草地」という意味で、設立は1852年。
ウイリアム・マッケンジーが設立し、65年に同氏の死後にジェイムズ・フレミングに蒸留所はリースされます。
そして、1879年にウイリアムの息子、トーマス・マッケンジーがフレミングと共にマッケンジー&Coを設立して、蒸留所の共同経営をはじめました。
その後、有名な蒸留所設計者のチャールズ・ドイグによって近代化。スコットランドではじめてのパゴダ屋根を採用します。




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タムデュー

タムデューについて


タムデューはスペイサイドの中心地にある蒸留所で、ゲール語で「黒い丘」と意味します。スペイ川の北側にあり、すぐとなりはノッカンドゥ蒸留所で、カードゥ蒸留所にも近い場所にあります。
この蒸留所で製造が開始されたのは1897年で、良く1898年にはすでにハイランド・ディスティラー社に買収されます。同社はブレンド用のモルト原酒を必要としており、それを供給するためでした。

設立にあたっては、そのハイランド・ディスティラー社のディレクターであるウイリアム・グラントが建設費を集め、有名な蒸留所設計家のチャールズ・ドイグが設計を担当しました。




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スペイバーン

スペイバーンについて


スペイバーンは、スペイサイドの蒸留所。スペイ川の主要な支流の一つであるグランディ川から仕入れ水を引き込むため、1897年にジョン・ホプキンス・カンパニーによって17,000ポンドで設立されました。
この蒸留所を設計するために有名な蒸留所建築家のチャールズ・C・ドイグを起用し、ドイグのデザインの特長である古典的な換気装置を持っています。
このグランディ川は、非常に純度が高く、サーモンフィッシングの名所としても有名だそうです。蒸留所が作られた場所は谷の奥まったところでかなり狭くこの狭さに対応スべくそのため乾燥床は3層に渡って垂直に建ててあり、パゴダスタイルの屋根は乾燥した穀物に均一な気流を作り出すために独自のデザインになっています。こうした特徴的なデザインに加え、森の奥の隠れ家のような風景から、とても風情のある蒸留所が出来上がりました。




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グレンロッシー

グレンロッシーについて


グレンロッシーはスペイサイドのエルギンの町の南西部で、街の中心地から6キロほど離れた場所で、マノックモア蒸留所と同じ敷地内に立てられた蒸留所です。スペイサイド・モルトで、かつてはUD社(現ディアジオ)でリリースされていましたが、現在はオフィシャルボトルは発表されておらず、知名度はあまり高くありません。

グレンロッシー蒸留所は地元のジョン・ダフが計画し、1876年にマッケンジーの名前で地元の建築家と協力して設立しました。ジョンダフはグレンドロナック蒸留所のマネージャーを経験し、その知識と経験を活かしてグレンロッシーを設立、その後1896年ににロングモーン蒸留所に関わるようになるまで、グレンロッシーを管理してきました。

また、共同で操業したH・マッカイは1919年までグレンロッシーを守り続けましたが、ディスティラーズカンパニーリミテッドに売却。
1929年には大火災が発生して、蒸留所はスコティッシュモルトディスティラーズに移管されます。




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