ウォーターマン/ブランド紹介

ウォーターマンはニューヨークで保険外交員をしていた、ルイス・エドソン・ウォーターマンが設立したブランドです。彼は仕事上の大きなミスから、インクがたれないペンの開発を思いつき、毛細管現象を利用した万年筆を実用化することに成功します。
これが1883年に発売された有名な「ザ・レギュラー」で現在は世界中の万年筆がこのウォーターマンの方式を採用していて、デファクトスタンダードになっています。昔ながらのインク壺にペン先を浸して字を書くという方式は、趣味的なものとして残っているのみです。
万年筆自体が今となっては趣味的な筆記具と言えるのかも知れませんが……。

1926年にウォーターマンはパリに本拠を移し、50年代には工場も全てフランスに移管。今ではアメリカブランドではなく、欧州ブランドになっています。

ウォーターマンは万年筆の生みの親とも言えるブランドでありながら、それほど高価ではなく(決して安物ではないが、価格的には有名筆記具ブランドとしてはほどほど)、しかもフランスに拠点を移した後は洗練されたパリのイメージを印象づける美しいデザインを獲得しており、ライティングジュエリーとも称されています。

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ウォッチメーカー ミラノ/ブランド紹介

〝Watchmaker Milano〟(ウォッチメーカーミラノ)は2015年にミラノで生まれた新進時計ブランド。
レトロクラシックを現代風に、をコンセプトにデザインされています。
シンプルnデザインでありながら、ケース構造、ドーム型構造、ダイアルなどのディテールにもこだわり、生地ストラップを合わせています。

例えば、ドーム型の構造、特に風防がふくらんでいるのは、かつてのミネラルプラステイック製の風防がそうであったからで、サファイアクリスタルが一般的になってからは加工が難しいので平面の風防が一般的に変わっています。ウォッチメーカーミラノは敢えてドーム型の風防を合わせて、さらにダイアルも湾曲構造を採用し針もダイアルに合わせて先端がカーブしているなど、50年代から70年代ぐらいまでの腕時計の雰囲気を出しています。
それでいながら、インデックスはシャープなバーインデックスを基本にするなど、現代のデザインのエッセンスも適度に組み合わせていて、古臭くなるのを防いでいます。

イタリアのファッションウォッチといえばどちらかと言えば、デザイン性の高い存在感のあるアイテムというイメージでしたが、ウォッチメーカーミラノは北欧デザインのようなミニマリズムも意識しており、いろんな服装に合わせやすいアイテムといえるでしょう。

ムーブは基本的にクォーツで、価格的にも機械式のように高価で無いのもポイントです。
普段使いの出来るファッションウォッチと言えるでしょう。
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オロビアンコ(OROBIANCO)/ブランド紹介

オロビアンコはイタリア・ミラノの鞄ブランド。

メイド・イン・イタリーにこだわって、高品質な革素材、ナイロン素材を使ったバッグを多く作っています。日本でも設立当初から展開しており、多くの有名セレクトショップでは今やオロビアンコは無くてはならない存在になっています。

バッグブランドとしては珍しく素材やパーツまでオリジナル制作していて、トレンドを意識したデザインながら職人技を重視したモノ作りをしています。

ファクトリーのハウスブランドとして「HAKKIN.it」というブランドも展開しています。

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オメガ/ブランド紹介

オメガはスイスの時計ブランドでは、ロレックスと並んで日本での人気の高いブランド。高性能なスポーツモデルを中心に展開しており、価格と性能の釣り合いの取れた製品を揃えています。

設立は1848年。当時弱冠23歳だったルイ・ブランがラ・ショー・ド・フォンで懐中時計の組み立て工房を開いたのが始まり。
オメガという名前は、19世紀末に有名なキャリバー「オメガ」を制作し、このキャリバーが全てのキャリバーの完成形という意味を込めて「オメガ」と名付け、それがブランド名として現在まで残っています。

ラインナップとしてはスピードマスター、シーマスター、デ・ビル、コンステレーションなどのコレクションを揃えています。
それぞれに人気のあるコレクションがあって、選ぶのに悩むほど。

現在はオメガはスウォッチグループの中核的な存在として大きな位置を占めています。

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IWC/ブランド紹介

IWC(インターナショナルウォッチカンパニー)はドイツ国境近くのシャッフハウゼンのスイス時計ブランド。
米国の時計職人フローレンス・アリオスト・ジョーンズがハインリッヒ・モーザーの協力を得て1868年に設立したブランドで、アメリカで勃興しつつあった大量生産方式を利用した時計作りを目指していたが、当時のスイスの伝統的な時計作りの地では古い職人気質に阻まれて、それまでの時計の聖地から遠く離れたシャッフハウゼンを選んだと言われています。ここはモーザーがライン川の水力発電所を設立し低廉な電力が供給可能であったという点も大きかったと言われます。

IWCは設立後ほどなくドイツ資本に買収されて、スイスの時計ブランドでありながら、ドイツ的な色彩が強いブランドになります。
当時のIWCは高級実用時計という立ち位置で、電磁波対応に取り組んだ耐磁時計を作ったり、有名な手巻きムーブのcal.89や自動巻きのペトランシステムを搭載したCal.1854シリーズなどを開発。第二次大戦の戦中戦後にはパイロットウォッチも作っており、特に大戦末期には連合軍に”間違えて”空爆を受けたりしています。

高級実用時計という分野はクォーツの登場とともに打撃を受けましたが、IWCも例に漏れず、70年代には経営が傾き自社ムーブの製造も中止。経営的にも迷走が続きますが、やはりドイツ資本が救済に入り、経営者として派遣されたギュンター・ブルムラインは経営立て直しに成功。オーシャン2000など、魅力的なモデルを次々に発表していきます。
この頃からIWCは長く、汎用ムーブメントを自社でブラッシュアップして使い、外装の仕上げを良くして価値を上げていくという方法をとってきました。

2000年には30数年ぶりの自社ムーブである。Cal.5000も発表し、徐々に自社ムーブを搭載したモデルを増やしています。

現在、IWCはリシュモンという企業グループに属しており、リシュモンはランゲアンドゾーネやジャガー・ルクルトといった高級ブランドが属しており、技術優先のイメージが強いブランドで、特に時計マニアには高く評価されています。
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