グレンエルギン/ブランド紹介

グレンエルギン(Glen Elgin)は1898年創業のスペイサイドモルトです。チャールズ・クリー・ドイクという蒸留所設計の第一人者が設計した蒸留所で、彼はこの他にもパゴダ屋根を発明し、タリスカー、グレンファークラスなどの多数の蒸留所を任されてきました。
グレンエルギンは非常に美しい蒸留所で、夏にはイワツバメがウォームタブの間を飛び回る場所で、南東に位置するミルビュイ・ロッホ(湖)近辺の天然水で仕込んでいて、はちみつのような甘さとモルティな香りが特徴です。

日本では、それほど知名度のある銘柄ではないのですが、ホワイトホースの原酒を生産していることからも分かる通り、安定した高い品質を誇ります。
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クラガンモア/ブランド紹介

クラガンモア(Cragganmore)はスペイサイドモルトの雄の1つ。ウイスキーファンには広く知られたマッカランやグレンリベットというシングルモルトの有名蒸留所でマネージャーを歴任したジョン・スミスという職人が1869年に設立したものです。
その蒸留所はスペイ川のほとりにあり、本人が大の鉄道ファンであったということも手伝って、線路脇に蒸留所を造って、鉄道から専用の引き込み線を所内まで引いて原料や製品の輸送をしていたそうです。その由来もあって、今でもラベルには線路が描かれています。

また、クラガンモアはオールドパーのキーモルトとしても知られ、風味は豊かであるが、いろいろな要素を併せ持つ奥が深いウイスキーで、ちょっと分かりにくい面もあります。ただ、同業他社のウイスキーメーカーからは高い評価を受けていて、またブレンダーの間でも人気が高く、前述のオールドパーの人気を支え、ホワイトホースにも貢献してきました。




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カードゥ/ブランド紹介

カードゥ(Cardhu)はジョニーウォーカーの原酒として知られる蒸留所で、そのシングルモルトはまろやかなフレーバーが魅力のスペイサイドモルトになります。カードゥ蒸留所はジョン・カミングが設立したもので、18世紀後半から19世紀前半は当時の他の多くの蒸留所と同じく密造酒の製造所としてスタートしました。それが政府公認蒸留所になったのが1824年。ジョンの死後の1872年に経営を受け継いだ息子の妻のエリザベス・カミングが優れた経営手腕の持ち主で、カードゥが今日の名声を勝ち得るために大きな力を発揮。彼女は「ウイスキー産業の女王」とも言われています。

カードゥは2000年以降、特にスペインでの人気が上昇して生産が間に合わなくなっていましたが、02年にその不足分をグレンダラン等の原酒で補いブレンデッドモルト(ヴァッテドモルト)にしてしまいました。「カードぅ・ピュアモルト」という名前で売り出しましたが、SWA(スコッチウイスキー協会)から曖昧な表現は消費者を混乱させるので好ましくない、との通告を受け、04年にすべて回収。07年にはスコッチウイスキーに関する法律改正のきっかけになったほどです。

現在のラインナップは12年とスペシャルカスク・リザーブの2種。カードゥ12年の味わいはライトで甘やか。スッキリとしたものでストレートで呑むのもおすすめです。

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ウイスキーの5大産地

現在、世界のウイスキーは5つの代表的な産地に分かれています。
その5つとはスコットランド(スコッチウイスキー)、アイルランド(アイリッシュウイスキー)、カナダ(カナディアンウイスキー)、アメリカ(主にバーボンウイスキー)、日本(ジャパニーズウイスキー)になります。

スコッチはスコットランドで蒸留、熟成、ボトリングされたウイスキーを総称しています。原料は穀物が基本で、酵母により発酵させ、94.8度以下で蒸溜したものなど厳密な定義があり、製造法の違いからモルト、グレーン、ブレンデッドの3種類に分類されます。




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シングルモルトとブレンデッドウイスキー

ウイスキーを存分に楽しむには様々な智識が必要ですが、その中でごく基礎的なものを。
通常、ウイスキーはシングルモルトとブレンデッドウイスキーに分類されます。

シングルモルトの内、シングルとは「単一の蒸留所で瓶詰めされたもの」といういみで、モルトとは「大麦麦芽」のこと。
シングルモルトは単一の蒸留所の特徴(立地、使用している水、原料、製造方法)が色濃く出て、個性的なウイスキーに仕上がります。
有名なグレンフィディックやマッカランなどはシングルモルトに分類されます。

それに対し、ブレンデッドウイスキーは複数の蒸留所で製造されたモルトウイスキーにとうもろこし、ライ麦、小麦などの穀物を主原料としたグレーンウイスキーをブレンドしたもので、その配合の種類や割合はそれぞれのブレンダーの腕に掛かっていて、仕上がりは一般的に様々なハーモニーを奏でるものになります。
スコッチウイスキーのブレンデッドで有名な銘柄と言うと、ジョニーウォーカーやバランタイン、シーバスリーガル、カティサーク、オールドパー、ホワイトホースといった、日本での知名度の高い銘柄が揃います。

シングルモルトとブレンデッドは主にスコッチウイスキーから始まった分類ですが、現在では他のウイスキーにもその分類は広がっており、例えば日本のサントリーの[山崎」や「白州」はそれぞれ、山崎蒸留所、白州蒸留所で生産されたシングルモルトになります。それに対し、同じサントリーでも「響」はジャパニーズブレンデッドウイスキーの頂点に立つもので、価格的にもどちらが格上ということはなく、好みの問題と言えるでしょう。
また、ニッカウイスキーでは「宮城峡」「余市」というシングルモルトのラインがあって、このあたりが日本のシングルモルトとしては有名処といえるでしょう。

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