イチローズモルト

イチローズモルトは、ベンチャーウイスキーという埼玉県秩父市にある酒造メーカーの銘柄。このベンチャーウイスキーの創業者の肥土伊知郎氏は、実家が古くから続く老舗の酒蔵で、氏の父が経営に携わっていた東亜酒造という酒蔵が関西の酒造メーカーに売却され、その営業譲渡した先からウイスキーづくりの撤退を要求され、約4,000樽の原酒が廃棄の危機に見舞われました。
その時に肥土氏は原酒を福島県の蔵に預かってもらう許可を得て04年にベンチャーウイスキーを立ち上げ、07年には秩父に新蒸留所を設立。

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富士山麓(キリンウイスキー)

富士山麓はキリンウイスキーのブランド。1972年に富士山麓の御殿場で英国にシーバスブラザーズ、米国のシーグラムとキリンビールの3社による新しいプロジェクトが始まり、その結果がこの富士山麓に結実しています。
この御殿場は、長い年月をかけて濾過された伏流水に、年平均気温13度という冷涼な気候がウイスキーづくりに適しています。モルトウイスキーとグレーンウイスキーをブレンドして作り上げたブレンデッドウイスキーで、1つの蒸留所で2つの原酒を作り続けているのは世界的にも珍しいといえます。





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駒ケ岳(マルスウイスキー)

マルスウイスキーは焼酎で有名な本坊酒造のウイスキーの銘柄。日本で初めてウイスキー造りをスコットランドで学んできたのは竹鶴政孝であって、ニッカの創業者として有名ですが、その竹鶴を覇権したのが岩井喜一郎という人物で、彼は醸造技術者として摂津酒造(現在の宝ホールディングス)でアルコール連続蒸留装置を考案して明治45年には新式焼酎(甲類)を製造開始、1919年(大正8年)には合成清酒を開発して、大量生産の方式を確立した人物です。
その後、1945年(昭和20年)に本坊酒造の顧問に就任し、1960年(昭和35年)にウイスキー部門の計画を任され、有名な「竹鶴ノート」をもとに、山梨でウイスキー蒸留工場を造り本格的なウイスキーを作り始めます。
その後、一度は撤退するものの、1981年(昭和56年)に鹿児島工場での生産開始。本坊酒造の銘柄「宝星」から引いた「火星(マルス)」で、マルスウイスキーと名付けて生産開始。
1985年(昭和60年)には長野県駒ケ岳山麓のマルス信州蒸留所に受け継がれ、駒ケ岳はシングルモルトで、トップレンジのウイスキーとしてシリーズ化されています。




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宮城峡(ニッカウヰスキー)

宮城峡は、ニッカウヰスキーの宮城峡蒸留所で醸される銘柄。宮城峡は余市に次ぐニッカ第二の蒸留所として仙台市街の西に設立されたもので、竹鶴政孝がこの地を訪れて新川の水を口にして、その味に驚嘆。
工場建設を即決して、昭和44年に創業を開始しています。

余市で作られるモルト原酒は力強い味わいだが、宮城峡のものはローランドのように華やかでフルーティ。爽やかな余韻があります。
宮城峡モルトはスチームによる間接蒸留を選択。ポットスチルの内部にパイプをめぐらせ、約130度の蒸気を通してじっくりと蒸留する方法です。
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余市(ニッカウヰスキー)

余市は、ニッカウイスキーのプレミアムラインで、ニッカの余市蒸留所で作られています。
ニッカは、スコットランドでウイスキー造りを学んだ竹鶴政孝が始めたウイスキーブランドで、余市蒸留所は1934年設立。竹鶴が学んだロングモーン蒸留所の方式に倣った、石炭直火蒸留を採用しており、これがシングルモルト余市に重厚な味わいを与えています。
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