J&B

J&Bについて


J&Bはジャステリーニ&ブルックス社という会社の持つブレンデッド・ウイスキーの銘柄です。
この会社自体は、創業が1749年という老舗。創業者のジャコモ・ジャステリーニはイタリア人で、意中のオペラ歌手を追ってロンドンに渡り、その後ワイン商として成功したという人物。1760年には王室御用達を得るなど、ビジネスマンとしても優秀で、会社は長く存在し、1933年になってからウイスキーを発表。これは禁酒法が終わったアメリカ市場を意識したもので、その目論見は見事に当たり、現在でもアメリカでのスコッチウイスキーの売上はナンバー1、世界的に見ても、ジョニ赤に次いで2位になります。

J&Bはスペイサイドモルトを中心に多くの原酒をブレンドして作られており、いわゆるブレンデッド・ウイスキーとしては常套的なもの。
それでありながら、ちょっとウイスキーらしくないイエロー地に赤の鮮やかなラベルは、バーの棚で見つけやすいようにという意図から考案されたそうです。




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ジョニーウォーカー

ジョニーウォーカーについて

ジョニーウォーカーはスコッチウィスキーの中では、日本で非常に知名度の高い銘柄で、多くの映画などにも古くから登場します。
スコットランド・イースト・エアシャーの首都であるキルマーノックで生まれた銘柄で、元はジョン・“ジョニー”・ウォーカーという人物がスコットランド・エアシャーの食料品屋でウイスキーを売り始めたのが起源で、この銘柄が有名になったのは、創業者の子供のアレグザンダー・ウォーカーと孫のアレグザンダー・ウォーカー2世の力で、19世紀後半にかけて世界中に広まっていきました。




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カティサーク

カティサークについて


カティサーク(Cutty Sark)は日本ではウイスキー全盛時代のテレビコマーシャルで知名度が高い銘柄です。スコッチのブレンデッド・ウイスキーとしてはバランタインやジョニーウォーカーと並んで、日本人に親しみがあります。
カティサークは19世紀にイギリスに紅茶を運搬するために作られた帆船、いわゆるティークリッパーの名前で1869年に建造。非常に美しい船で、船足が早く、当初は1年以上もかかった輸送がカティサークならば4ヶ月程度で届ける事ができ、いわゆる一番茶を早く英国本土に届けることで大きなビジネスを生み出すことが期待されました。
当時はいかに早く紅茶輸送を成し遂げるかというティーレースが行われ、カティサークとサーモビレーは熾烈な競争を展開し、劇的な展開を繰り広げたりしましたが、ティークリッパーの全盛期は短く、スエズ運河の開通によって、紅茶輸送は蒸気船が主力となり、カティサークは1878年に紅茶輸送を引退。その後は羊毛輸送に従事していましたが、1895年にはポルトガルに売却されてしまい、船名もFerreiraと変えられてしまいます。

そして1922年、イギリス人のウィルフレッド・ドウマンによって英国に買い戻され、船名もカティサークに戻され、丁寧な補修を受けて、かつての美しい姿を取り戻し、現在ではロンドン郊外のグリニッジで現存する唯一のティークリッパーとして保存展示されています。

ウイスキー銘柄としてのカティサークは始まりが1923年。帆船のカティサークが英国に復帰した翌年に、ベリー・ブラザーズ&ラット社によって誕生しました。当初からアメリカ市場をターゲットにしていて、アメリカ人が好むスッキリとした味わいに仕上げていて、狙い通りにアメリカで人気となり、そこから世界中に広まっていきました。





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シーバスリーガル

シーバスリーガル(Chivas Regal)はスコッチのブレンデッド・ウイスキーの有名な銘柄。
1801年に創業し、現在はペルノ・リカール傘下にある。
創業者のシーバス兄弟がコーヒーやブランデーなどの高価な食品を販売する商店をスコットランドのアバディーンに開いたのがブランドの始まりで、当時はイギリス王室への食料調達もしていたそうです。
1850年代に入り、富裕層からの要望に応えて、ブレンデッド・ウイスキーを製造し始める。1900年代初頭にアメリカからの要望に応えて、アメリカにシーバスリーガルと名付けたウイスキーの輸出を初め、禁酒法の時代までにアメリカのウイスキーを代表するブランドとなった。

シーバスリーガルは1950年代にハイランド地域最古の蒸留所であるストラスアイラ蒸留所を購入し、今ではこの蒸留所はキーモルトの1つとなって、Home of Chivasと呼ばれています。
現在のマスターブレンダーを務めるコリン・スコット氏は3代にわたってウイスキーづくりに携わる家系に生まれ、オークニー諸島の蒸留所で育ったとのこと。




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ブレアアソール(ブレアソール)/ブランド紹介

ブレアアソール(Blair Athol)はスコットランドの首都であるエジンバラから北に130キロにある保養地のピトロッホリーの蒸留所です。
ピトロッホリーは夏目漱石がロンドン留学中に滞在したこともあるそうです。

ブレアアソール1798年に創業したという歴史を誇る老舗で、南ハイランドのシングルモルトになります。名前の由来はアソール公爵の居城であるブレア城に因んでいて、実際には蒸留所と城とは18キロも離れているそうです。日本ではブレアソールとも表記することもあります。

ブレアアソールは仕込み水に蒸留所内を流れる小川の水を使い、甘い焼き菓子のようなニュアンスのある香りでやや好き嫌いのある風味です。
ブレンデッド・ウイスキーのベルのキーモルトで、生産量のほとんどがそれに回され、ブレアアソールとしてはかなり入手困難なシングルモルトになります。





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