グレンロセス

グレンロセス(Glenrothes)はスコットランドのスペイサイドの蒸留所。パーン・オブ・ロセス付近にあり、カティサークやフェイマスグラウスという有名ブレンデッドウイスキーに原酒として使われています。
1878年に設立。当時、近くのマッカラン蒸留所を経営していたJames Stuart&Coによって設立され、幾度も火事の被害に遭いながらも、操業を続け、現在は生産量の98%がブレンデッドウイスキーの原酒になり、残りがシングルモルトとして販売されています。
通常は熟成年数(age)でボトリングされるものですが、グレンロセスはワインのように製造年(vintage)によって決定されています。




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ザ・グレンリベット

ザ・グレンリベット(The Glenlivet)はスコッチウイスキーの歴史の中でも特別な地位を持つ蒸留所です。スコッチウイスキーは元は密造酒としてその歴史が始まったのですが、1823年に上院議員であったアレクサンダー・ゴードンが小規模な蒸留所でも認可が下りるように税率を下げる税制を提案し、その後最初に政府公認の蒸留免許を取得したのがグレンリベットで、1824年のこと。
これが密造酒時代に幕を下ろすきっかけになるのですが、当時はグレンリベットのジョージ・スミス1人だけが政府公認蒸留所の道を選んだため、かつての密造酒作りの仲間達からは裏切り者扱いされて、命を狙われていたという話しもあります。





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グレン・グラント

グレン・グラント(Glen Grant)は現在、世界第5位の販売量を誇るシングルモルトウイスキーでスペイサイドで生産されています。フランスやイタリアなどのワイン生産国でグレン・グラントは人気を誇り、イタリアではシェア7割だそうです。
創業地はスペイ川下流のローゼス。1840年にジョンとジェームスのグラント兄弟によって設立されました。シングルモルトはブレンデッドモルトのブレンド用として使われていた時代に最初にシングルモルトとして売り出されたと言われ、シングルモルトのパイオニアとも言えるものです。

グレン・グラントは最初に電燈を導入したことでも知られる蒸留所で、革新的な細長いポットスチルによって、ライトでクリアなウイスキーが作られています。
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グレンフィディック

グレンフィディック(Glenfiddich)は世界で一番飲まれているシングルモルト。ウイスキーに関心の無い方でもその名前ぐらいは聞いたことがあるはず。
グレンフィディック蒸留所はスペイサイドに1887年創業。創業者はウィリアム・グラントで、当時は家族総出の手造りで作り上げた建物に、中古の設備で事業が始まり、クリスマスの日に蒸留器から始めて生産されたそうです。
ラベルに鹿のイラストが入っていますが、グレンフィディックがゲール語で「鹿の谷」という意味であることに由来します。




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グレンファークラス

グレンファークラスはスペイサイドモルトの人気蒸留所の1つで、今となっては珍しい家族経営を守っているところです。
それでいながら、かなり豊富なラインナップを揃えており、努力のほどが伺えます。
創立は1836年。ベンリネス山の雪解け水の恩恵を受ける場所にあり、グレンファークラスとはゲール語で「緑の草の生い茂る谷間」という意味だそうです。
ベンリネス山は標高814メートルで冬の雪解け水はピート層を通り抜け、花崗岩の下に深くしみ込んで酸味を含む、ウイスキーに最適な湧き水となります。




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