グランドセイコー

グランドセイコーは、セイコーが誇る高級時計ブランド。セイコーの威信をかけて日本国内で部品生産から組み立てまで一貫して専門の時計師集団によって作られ、最高レベルの実用腕時計ブランドとして高い評価を受けています。

ブランドのコンセプトは「最高の普通」「実用時計の最高峰」であり、デザイン自体は時計の普遍的な美しさを追求したもので、突飛なアイディアは採用されず、派手さは無いがスーツなどのフォーマルなスタイルにもカジュアルにも合うシンプルなものとなっています。

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グランドセイコーSBGA147

グランドセイコーの昨年10月発売の新製品。
SBGA147はセイコーが独自開発した駆動方式「スプリングドライブ」を採用したコレクションで、キャリバーは9R65。

デザインはスプリングドライブらしい細い縁と広い見切りが人気で、グランドセイコーらしい時計の普遍的な美しさを体現した端正なルックスです。ケース素材はブライトチタン。ステンレスと共通のケースデザインながらダイアルを刷新しています。
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スプリングドライブとは

スプリングドライブとはセイコーが独自開発した「時計を動かす仕組み」のこと。
基本的に時計の駆動方式には機械式ムーブメントとクォーツムーブメントの2種類があり、機械式ムーブメントはゼンマイを巻き上げて、それがほどける力を利用して歯車を動かし、時間を測るというもの。
一方のクォーツ時計は電池から供給される電気でクォーツ(水晶)を振動させて時間を測ります。

かつては時計といえばごく僅かな例外を除いて機械式しかありませんでしたが、1969年にセイコーがクォーツムーブメントを積んだアストロン(初代)は発表。時計という世界に革命を起こしました。
現在はクォーツはある程度、汎用品普及品に使われ、機械式は高級品、趣味性の強い時計という住み分けがされています。

スプリングドライブはセイコーが実用化したもので、今現在はセイコーのみが作っています。
動力はゼンマイがほどける力を利用して、発電をしてその電気でICと水晶振動子を駆動して計時するというもので、機械式とクォーツのハイブリッドといえるでしょう。
これはセイコーがクォーツ発表後、次なる実用時計の実現を目指し開発開始したものです。
こうした仕組みを実現出来るのは、機械式ムーブメントもクォーツムーブメントも自社で内製しているセイコーならではといえるでしょう。

しかし、さすがのセイコーであっても全く新しいムーブメントの機構を作り上げるというのは難問が山積みでした。
1977年からスプリングドライブの構想自体は持っていたそうですが、82年に開発開始。98年にようやく20年以上もの時間をかけて誕生し、グランドセイコーなどのセイコーが誇る上位モデルに搭載されました。
当初は手巻きモデルのみでしたが、自動巻きモデルも開発されて04年に9Rスプリングドライブとしてグランドセイコーに搭載されています。
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