マグナーニ(MAGNANNI)はスペインの隠れた名靴。1954年にスペインの靴の名産地であるアルマンサで創業しました。創業者はセバスチャン・ブランコ・アルドマール。
アルドマール氏はこのブランドを作る数十年前にブランドと同じ名前を持つ企業であるマグナーニ社を設立しています。セバスチャンの息子であるパスクアル・ブランコ・マルティネスは経営の指揮をとる立場になった時にマグナーニの屋号で、製品のクオリティを高める方針をとり、現在の地位を確立していきました。
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月: 2017年2月
コードウェイナー(スペイン靴)/ブランド紹介
コードウェイナー(Cordwainer)はスペインの靴作りの聖地アルマンサという町に生まれたブランドで、誕生は2007年というまだ新しい存在です。コードウェイナー自体は1930年頃からあったそうですが、OEM(相手先ブランドで生産するメーカー)のみで活動してきたため、一般消費者には知名度はありませんでした。
しかし、長らくOEMをやっていただけに高い技術力を持っていたので、満を持して07年にブランド展開を始めてすぐに市場から高い評価を得ました。
グッドイヤーウェルト製法が主流でありながら、価格はスペイン靴らしく比較的リーズナブル。コルクがクッションになるので履き心地も良く、実用靴としてガンガン使い込んでいけます。
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バーウィック1707/ブランド紹介
バーウィック1707(Berwick 1707)はスペインの紳士靴ブランド。スペインの東部アルマンサで生まれました。
アルマンサは革靴の名産地として知られた場所で、1991年にミランクラシック社が設立され、バーウィック1707は新ブランドとして始動したのですが、このブランド名はスペイン継承戦争へつながる1707年のアルマンサの戦いで勝利を収めた英雄、ベリック侯爵(Duke of Berwick)に因んで名づけられたそうです。
墨廼江/ブランド紹介
墨廼江は宮城県石巻の酒蔵「墨廼江酒造」で作る銘酒です。
石巻は東北きっての漁獲高を誇る港町で、江戸時代には北上川の支流である墨廼江川があり、元は海産物問屋を営んでいた初代が酒造業も始めたのが蔵の始まりだそうです。
墨廼江のお酒は8割が吟醸酒、純米酒、本醸造酒で、原料になる酒米は兵庫県産・山田錦、福井県産・五百万石、秋田県産・吟の精、宮城県産・蔵の華、広島県産・八反錦、岡山県産・雄町等をその酒ごとに使い分け、北上川の伏流水と宮城県の酵母で丁寧な酒造りを行っています。
南部美人/ブランド紹介
南部美人は、創業は明治35年。酒蔵の名前も南部美人と同じですが、「南部美人」という銘柄自体は昭和26年に当時二戸税務署長をつとめていた故伊藤正署長と酒蔵の当時の会長が、全国的に精米保合がひくく雑味の多い甘い酒が主流の中で、キレイで美味しい酒を造りたいという想いで、南部美人と命名したそうです。
南部美人は日本三大杜氏の筆頭に数えられる南部杜氏の技術と伝統を受け継ぎ、岩手県オリジナルの酒造好適米のぎんおとめや吟ぎんを中心に使っており、特にぎんおとめは岩手県北だけで栽培される酒米で、南部美人では地元の営農組合に契約栽培を依頼して100パーセント南部美人で使用しています。