ラガヴーリン(Lagavulin)はアイラモルトの銘酒で、ラフロイグやアードベッグと並ぶ蒸留所です。ラガヴーリンとはゲール語で水車小屋のある窪地という意味で、創業は1816年。ラガヴーリン湾に面した場所に設立されました。
しかし、それから遥か前の1742年にジョン・ジョンストンによって密造酒時代まで記録を遡ることができ、その後ホワイトホースの生みの親のピーター・マッキーの手に渡りました。
それ以来、ラガヴーリンはホワイトホース(ブレンデッドウイスキー)のキーモルトとして長く使われています。
月: 2017年8月
カリラ/ブランド紹介
キルホーマン/ブランド紹介
キルホーマン(Kilchoman)は、05年にアイラ島に誕生したばかりの新進気鋭の蒸留所です。独立系の蒸留所としてはアイラ島に124年ぶりに誕生したそうです。
アイラ島で造られるアイラモルトは強い個性が特徴で、ピーティでスモーキー。薬臭さと潮の香りと言われています。
たいていは一度飲むと好きになるか、二度と飲みたくないと思うか、のどちらかで、小さな島の蒸留所なのですがスコッチの世界では大きな存在感を放っています。
ブルイックラディ/ブランド紹介
ブルイックラディ(ブルックラディ Bruichladdich)はスコッチウイスキーの聖地アイラ島の蒸留所で、ゲール語で「海辺の斜面」という意味だそうです。創業1881年。
ハーベイ一家によって設立され長らく運営されてきましたが、1994年に生産がストップ。
しかし、2001年に再開し、すぐに数々の賞を受賞して世界中のファンを喜ばせました。現在、ブルイックラディ蒸留所はアイラ島では唯一の地元の独立資本による蒸留所であり、若く熱心なアイラ島民のチームによって経営がされています。
その中心人物と言えるのが、元ボウモア蒸留所長のジム・マッキュワンで、彼がヘッド・ディスティラーになって、現在もなおヴィクトリア朝時代の蒸留設備をつかって、職人の手によって作られています。
ボウモア/ブランド紹介
ボウモア(Bowmore)は1779年にデビッド・シンプソンが創設したアイラ島最古の蒸溜所です。ボウモアとはゲール語で「大きな岩礁」という意味で、浜辺に位置する蒸溜所は岩礁のように波しぶきがあたり、所内は潮の香りに満ちています。
ボウモアはスモーキーでフルーティ。複雑で微妙な味わいが魅力のスコッチで、アイラモルトの女王の異名を持ちます。