グレンフィディック(Glenfiddich)は世界で一番飲まれているシングルモルト。ウイスキーに関心の無い方でもその名前ぐらいは聞いたことがあるはず。
グレンフィディック蒸留所はスペイサイドに1887年創業。創業者はウィリアム・グラントで、当時は家族総出の手造りで作り上げた建物に、中古の設備で事業が始まり、クリスマスの日に蒸留器から始めて生産されたそうです。
ラベルに鹿のイラストが入っていますが、グレンフィディックがゲール語で「鹿の谷」という意味であることに由来します。
1920年代にアメリカで禁酒令が施行されたため、グレンフィディックは生産を増加させたごく少数の蒸留所の1つで、禁酒令廃止とともに良質なウイスキーの需要が高まると、その地位を固めました。
その後、ウイスキー製造にとって冬の時代となる1960年代から70年代にかけて、グレンフィディックを持つウイリアム・グラントアンドサンズは広告キャンペーンを行ったりビジターセンターを設立するなどの活動を行い、同時にシングルモルトがまだウイスキーの世界であまり認知されていなかったものを独自のプレミアムブランドに育てていくというマーケティングを来ない、これが現代のシングルモルトの地位を築くきっかけになりました。
現在のグレンフィディックは創業者のウイリアムから数えて5代目に子孫によって経営され、工程を外注する蒸留所が増えていく中、仕込からボトリングまで終始一貫して行っています。その手法を守るため、グレンフィディックはほとんどの蒸留所でつかわれているものより小さめの28基の特徴的な蒸留器を使っているが、これらはすべて手造りで、維持するための技術者たちを終身雇用しているそうです。
そうした努力が実を結び、現在のグレンフィディックは世界一の売上を誇るシングルモルトウイスキーであり、インターナショナル・スピリッツ・チャレンジで最も多くの受賞を勝ち得たシングルモルトです。
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