バランタイン(Ballantine’s)はスコッチウィスキーの銘柄の中で、非常に高い知名度を誇る銘柄。いわゆるブレンデッド・ウイスキーで、幾つもの蒸留所のモルト、グレーンをブレンドして製造しています。
設立したのはジョージ・バランタインで、1869年創業。1895年に世界初のブレンデッド・ウイスキーが生まれ、それに刺激を受けて、バランタインを生み出しました。
1895年にヴィクトリア女王より王室御用達を得て、ブランドは揺るぎないものに成長していきます。
その後、経営はバランタイン一族の手を離れ、現在はペルノ・リカールの傘下になります。
日本ではサントリーが販売を行っており、販路が確立されていることもあって入手しやすく、バランタイン・ファイネストあたりは値頃です。
なお、現在のラインナップはバランタイン30年、21年、17年、マスターズ、12年、ファイネストとなりますが、2017年10月3日よりハードファイヤードという新製品を発表。このモデルは5代目のマスターブレンダーのサンディー・ヒスロップが新たな製法を用いて作り上げたもので、バランタインならではのバランスのとれた味わいに加え、バニラのような甘さ、かすかなスモーキーさを生み出しています。
※追記。
2019年4月2日には新たにバレルスムースを発売しています。
公式サイトには「バニラやキャラメルを思わせる甘さの中に、かすかなスモーキーさが感じられる、スムースでクリーミーな口当たりが心地よいクラフト感あるウイスキーに仕上がりました。」とあります。バランタイン独自のチャーシステム(原酒を熟成させる樽の内側を焼くこと)を使った樽で仕上げています。
実売価格は2000円弱で、昨今の世界的なウイスキーブームに対応したものと言えるでしょう。
なお、バランタインに限らず、ブレンデッドウイスキーというものは数十から場合によっては数百の原酒をブレンドして作られますが、その中でバランタインの味を決定づけている「バランタインの魔法の7柱」と呼ばれるモルト(キーモルト)が有名です。
その魔法の7柱は以下の通りで、いずれも実力派のシングルモルトを生み出す蒸留所です。
スキャパ
プルトニー
バルブレア
グレンカダム
グレンバーギ
ミルトンダフ
アードベッグ
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