ジャックダニエルはテネシー州リンチバーグのテネシーウイスキーの代表的な銘柄です。創業者はジャックダニエルで1863年に本格的なウイスキー造りを始めます。ジャックダニエルは貧困家庭に生まれ、7歳からルター教会の牧師であり蒸留所のオーナーであったダン・コール家に雇われ、テネシーウイスキー独自の製法である原酒を樽詰めする前にサトウカエデの炭で濾過するリンカーン郡製法と呼ばれるチャコール・メローイング製法でのウイスキー造りを学びます。
そして1863年にわずか13歳にして蒸留所を譲られたジャックダニエルは、1866年には自身の名前を刻んだ陶器のジャグに詰め込み販売を始め、同年に政府が酒類に課税すると見込んで蒸留所を政府に登録。アメリカで始めての政府公認の蒸留所になります。
そして1904年にミズーリ州のセントルイスの万博でオールドNo.7を出品して、唯一の金賞を獲得して知名度があがります。しかし禁酒法の時代が来て、蒸留所は事実上の閉鎖に追い込まれ、禁酒法撤廃後にジャックダニエルの甥のレム・モトローによって再建。
しかし、モトローの死後には、アーリータイムズなどを擁するブラウン・フォーマー社に売却され、現在に至ります。
ジャックダニエルは原料の80パーセントにライ麦、大麦麦芽を使用。オーク樽にはルイヴィルのブラウン・フォーマンクーバレッジで製造されています。そして、もちろんテネシーウイスキーの最大の特徴であるチャコールメローイング製法にも強いこだわりをもっていて、濾過に使う炭自体も蒸留所で生産しているそうです。
ジャックダニエルの香りはまろやか。多くのロックアーティストや有名人に愛され、「アメリカ」という国を強く意識させる存在です。
なお、ジャックダニエルは一番スタンダードなNo7でも日本での実売価格が700mlでも2000円前後と割合にお高め、しかもラインナップも豊富とは言えないのに、2015年の実績ではバーボンウイスキーも含めたアメリカンウイスキーの売上で1位。全てのウイスキーの中でも6位と大健闘しており、よく愛されていることがわかります。
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