オメガのスピードマスターは、オメガのコレクションの中でも高い人気を誇るクロノグラフコレクションです。もともとはモータースポーツ向けのクロノグラフとして1957年に誕生。その優れた性能がNASAに評価されて、1965年に宇宙飛行士用装備品として制式採用。それを受けて66年に従来のスピードマスターがスピードマスター プロフェッショナルと新名称に変更されて、アポロ計画にも使用。1969年にはアポロ11号が人類初の月面着陸を成し遂げ、その際に飛行士達はオメガのスピードマスター プロフェッショナルを使っていました。
スピードマスターはその後、手巻きムーブを積んだプロフェッショナルの他、自動巻ムーブを積んだモデルも存在します。
プロフェッショナルに積んだムーブメントは現在はキャリバー1861やそのヴァリエーションの1863や1866などが存在しますが、このキャリバーはCal.861の発展系になります。元はレマニアという高級ムーブメントメーカーのレマニアのCal.321を積んでいたのですが、1968年にCal.861に変更。基本設計はそれほど変わりませんが、Cal.321がコラムホイールでチラネジを採用していたのに対し、Cal.861でカム式に変更。Cal.1861はメッキ処理がロジウムに変更された程度で基本的な違いはありません。そして、中身だけではなく、ケースのデザインも数十年前のクラシカルな雰囲気を守っていて、存在感があります。
今となっては、このプロフェッショナルシリーズに搭載されたCal.1861シリーズは古臭い手巻きのクロノグラフムーブメントなのですが、その古いムーブがこうして生き残っていて、新品として買えるのはスピードマスターぐらいしか無いのも事実。ムーブファンにもおすすめのコレクションになります。
もちろん、プロフェッショナル以外のスピードマスターは最新の技術を駆使したコーアクシャルエスケープメントを組み込んだムーブを搭載していて、ケースのデザインも現代風にリファインされており、かっこよい時計に仕上がっています。
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