トバモリーはスコットランドの西海岸に浮かぶマル島にある港町のトバモリーにある唯一の蒸留所、トバモリー蒸留所で作られるモルトです。このマル島は有名なアイラ島よりもさらに北にあり、近年では風光明媚な土地柄から、隠れたリゾート地として徐々に人気になっています。マル島の海岸は入り組んでいて山が多く、トバモリーの町は穏やかな港で、様々な大きさの船が浮かんでいます。
トバモリー蒸留所は1798年にビールの醸造所としてスタートした後に、ウイスキーの蒸留を開始。スコットランドで最も古い蒸留所の一つでありながら、休止期間が長く、19世紀と20世紀の殆どの期間、トバモリーは生産を行っていませんでした。
1993年にバーン・スチュワートが蒸留所を買収。その時には、すでにトバモリーという名前はほとんど知られておらず、残っていたカスクの中身も標準以下のものが多く、その没落ぶりは何とも言えないものでした。そこから、多くの費用をかけて、蒸留所の再建、近代化を図り、現在のトバモリーの形を徐々に作り上げていきました。
その努力は実を結び、2017年には3月で操業を休止して2年かけて蒸留所を増改築して生産力を増す必要に迫られるまでになりました。
休止前のトバモリー蒸留所はトバモリーとレダイグ(ゲール語読みだとリーチェック)という2種類のシングルモルトを一年おきに作っていましたが、トバモリーがノンビート、レダイグがビーテッドという違いがありました。
トバモリーは磯の香り、ヨード、みかん、紅茶の香りなどがして、味わいは舌に刺激が来るほどで、ビターで癖もあり、それほどのみやすい銘柄ではありませんが、アイラモルトを愛する人になら受け入れられる銘柄です。
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