札幌ウイスキー(SAPPORO WHISKY)は札幌酒精が製造する北海道発の地ウイスキーです。
札幌酒精はもともと焼酎甲類メーカーとして昭和8年に操業開始して、北海道の自然の中で酒造りを続けています。
ラインナップを見ると、甲類焼酎、乙類焼酎(本格焼酎)、合成清酒、ウイスキー、ワイン、清涼飲料、みりんなどを生産しています。
札幌ウイスキー(SAPPORO WHISKY)は割合にリーズナブルな37度のものと、40度、43度と分かれていて、アルコール度数が上がるに連れて、単価もあがっていきますが、43度であってもアマゾンで実売が2000円ちょっと。
メーカーのホームページの通販を見ると、12本セットでの販売しかないところを見ると、バーや飲み屋向けの通販が前提なのでしょうね。
庶民があまり気負わずに呑むお酒という位置づけになると思います。
蒸留所を持たないメーカーで、おそらくは原酒を輸入するか、他の国内メーカーから購入して、自社ブランドでブレンドしてウイスキーを作っているものと思われます。スコッチウイスキーの世界でいうところのボトラーズ(瓶詰業者)でしょうか。
あまり、本土には出ていないようですので、北海道旅行のお土産にもおすすめです。
北海道の地ウイスキーとしては、これまではこの札幌ウイスキー(SAPPORO WHISKY)がほぼ唯一の存在でしたが(ニッカの余市蒸留所がありますが、あちらはやはりウイスキーメーカーとしては大手に入るでしょう)、2013年になって厚岸蒸留所が本格的なシングルモルト造りを始め、2018年になってようやく初製品がリリースされていています。
これで、庶民派の札幌ウイスキー(SAPPORO WHISKY)、本格派の厚岸という位置づけになり、北海道のウイスキーの幅が広まってきました。
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※ 2021年2月16日に業界の自主基準で「ジャパニーズウイスキー」の表示基準が決まりました。その内容について記事にしています。