コンバルモアは1893年に設立したスペイサイドの蒸留所です。
しかし、1904年にはWP Lowrie&Co Ltd.に売却されて、さらにJames Buchanan&Co Ltdが1906年に取得し、1909年には大部分が火災で焼失してしまいます。
1910年に再建され、1925年にJames Buchanan&Co LtdがDistillers Company Ltdに加入します。その流れで、コンバルモアはスコットランドのMalt Distillers [SMD]の傘下に入り、1964年にはダークグレイン工場と一緒にスティルポッドの増設を行い生産量が増加しますが、結局1985年にWilliam Grant&Sonsに売却されて、同年に閉鎖されます。
現在、蒸留所は設備のほとんどが解体されて、グレンフィディックの倉庫として使用されています。
かつてダフタウンには7つの有名な蒸留所があって、それぞれ、グレンフィディック、ザ・ヴァルヴェニー、ダフタウン、モートラック、グレンダラン、パークモアとこのコンバルモアが、その7つにあたりました。
現在では、パークモアとコンバルモアはすでに閉鎖されてしまっていますが、しかし、かつての栄光を覚えているウイスキー好きはまだ沢山居ます。
コンバルモアが生産した原酒は主にブラックアンドホワイトやローリーズなどに使われてきた歴史があります。味わいは甘くフルーティーで少しスパイシー。
ボトラーズ(瓶詰業者)から幾つかのボトルは出ていますが、さほど豊富とは言えず、2005年の28年もの、2013年の36年ものあたりが特別エディションとして出荷されたのが最終版ぐらいでしょうか。
しかし、蒸留所の最後の所有者になったディアッジョがまだライセンスを保持しているので、いずれコンバルモアの名前を冠したボトルがリリースされる可能性は残っています。
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