ヘイグ(HAIG)は、スコッチウイスキーの銘柄で、スコッチを世界に広めた起業家5人のいわゆるビッグ5の一つ、ジョン・ヘイグが創設した銘柄です。ちなみに他の4つはジョニー・ウォーカーの創業者ジョン・ウォーカー、ホワイトホースのピーター・マッキー、デュワーズのジョン・デュワー、ブキャナンズのジェームズ・ブキャナンになっています。
このヘイグはジョン・ヘイグが創業者ですが、そのずっと前からスコットランドでお酒づくりに携わってきました。
元々ヘイグ一族は11世紀にフランスのノルマンディーからイングランドに侵攻。イングランド建国を果たしたウィリアム1世に従軍した騎士の一人にさかのぼります。
1623年頃にロバート・ヘイグが蒸留技術を学び、蒸留酒作りを始めます。その後、曾孫のジョン・ヘイグは1751年に、ボウストリート蒸留所(現ミドルトン系)の創設者であるジョン・スタインの娘であるマーガレット・スタインと結婚。のちにジョン・ヘイグ&Coとして知られる会社を設立しました。
さらに別のマーガレットという名前の娘が地元の弁護士であるジョン・ジェムスンと結婚し、夫妻は1780年にダブリンに移住し、現在のアイリッシュウイスキーの人気銘柄ジェムスンを創業します。
1824年にさらにジョン・ヘイグ(ジョンの息子で同名)によって、キャメロンブリッジ蒸留所が開設し、1830年に連続式蒸留器による蒸留を始める(その連続式蒸留器を発明したのはジョン・スタインのいち族のロバート・スタイン)など、ウイスキー造りに革新的な進歩をもたらします。
このジョン・ヘイグ&Co.は1877年にディスティラー・カンパニー・リミテッド(DLC)に合併。
このDLCはジョンがグレーン蒸留所の乱立にゆおる過剰供給を恐れて、同業者に呼びかけて結成した、一種の企業連合で、ジョニー・ウォーカー、ブキャナン、デュワーズ、後にはギネスなどを傘下に収め、これからのち、現在に至るまでスコッチウィスキーの世界では非常に大きな地位を占めることとなります。
その後、19世紀の終わり頃からアメリカ市場にディンプルを投入。これが成功を収めて、一時はヘイグを飲まずにウイスキーを語るなかれ、と言われるほどの存在になりました。
ヘイグ一族、ジェムスン一族、スタイン一族はこうしてウイスキーの世界で大きな地位を占める存在で一族には多くの名士が綺羅星のように並んでいます。
現在のヘイグは、アメリカ向けがピンチ、イギリス国内向けがディンプルで、それとは別にレギュラーのラインナップとしてヘイグが存在します。
ヘイグは味わいは酸味が先に来ますが、あとから甘さがでてきて、さすがにウイスキーを知り尽くしたブランドらしく万人受けする仕上がりになっています。
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