アバフェルディは有名なブレンデッドウイスキーのデュワーズを販売する、ジョン・デュワーアンドサンズ社が1896年に設立した蒸留所です。
スコットランド・バースシャーのアバフェルディに位置する蒸留所で、この場所はデュワーズの創業者であるジョン・デュワーの故郷で彼のの息子たちによって設立されました。場所はハイランドに分類され、自社のデュワーズの原酒を供給する目的で設立されたものです。元々ピティリーという蒸留所兼醸造所があったそうです。
アバフェルディ蒸留所はヴィクトリア朝様式の見事な建物で、雰囲気抜群。仕込み水は水の神のプールと呼ばれる「ピティリー川(Pitilie Burn)」の水源を使用しています。
ちなみにアバフェルディはゲール語の”Ober Pheallaidh”が英語に転じた物で、”Ober”は河口、もしくは川の合流地点を意味し、”Pheallaidh”は水の妖精だということです。
1917年に第一次大戦下の原料不足により閉鎖されますが、19年には再開。1925年に、ジョン・デュワーアンドサンズがDCLに買収されたことで、その傘下に入ります。
1972年にはスチルポッドを弐基から4基に増設して、伝統的なフロアモルティングを廃止して生産を近代化していきます。
その後、DCLはギネスによって買収されますが、同じくギネスに買収されていたアーサーベルと合併して、UDを組織します。
91年にはUDの「花と動物」シリーズの一つとして、始めてオフィシャルボトルを発売します。
そして、1998年にはバカルディがジョン・デュワーアンドサンズを買収し、現在に至るまでアバフェルディはバカルディの傘下にあります。
アバフェルディの原酒は、多くがデュワーズのキーモルトとして使用され、シングルモルトとしてはあまり市場に出ていませんが、アメリカのサンフランシスコ・ワールドスピリッツコンペティションでは多くの金メダルを獲得するなど、高い評価を受けています。
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