アランモルトは、アイランズモルトの一つで、スコットランド、ノース・エアシャーのクライド湾に浮かぶアラン島の蒸留所であるアイルオブアラン(Isle of Arran)蒸留所(現在はロックランザ蒸留所)のシングルモルトです。
アイルオブアラン蒸留所は、1994年創業という新しい蒸留所。シーバスリーガルの専務取締役だったハロルド・カリーが退職後に自分の蒸留所を持ちたいという夢を叶えたものです。アラン島北部のロッホランザに近代的な設備を備えた小さな蒸留所を建てて、ウイスキーの製造を開始しました。
比較的近代的な外観の蒸留所ですが、内部は伝統的な手法に従っていて、ポットスティルはカリー氏が独自に設計して、フォーサイス社が手作業で組み立てたもので、初溜釜と再溜釜がそれぞれ1基という最小クラス。
蒸留に使う水は標高874メートルを誇るゴートフエル山の山間にあるロッホ・ナ・ダビーを源泉にしています。
さらに大麦はモーレイシャー及びアバディーンシャー産のオプティック種を使って、ピートを軽く効かせた麦芽を使っています。
稼働当初は、世界的なウイスキーブームが訪れる前で、この蒸留所の設立は大きな話題になりましたが、当初から品質が高く、ウイスキーファンには愛されていました。
それが更に高い評価を集めるようになったのは、2007年にジェームズ・マクタガート氏があらん蒸留所のマスターディスティラーに就任。マクタガート氏は熟成樽に着目し、品質の低い樽を優れた樽に詰め替えて、より特徴的で味わい深い原酒を生み出していきます。
そして、2019年にはアラン島南岸に「ラッグ蒸留所」を建設。こちらはピーテッドモルトを使ったウイスキーの生産が主体。これによってアイルオブアラン蒸留所はロックランザ蒸留所に改名しています。
小さな独立資本の蒸留所であり、生産量が少なく日本ではあまり見かけない銘柄ですが、特に2019年頃から人気がさらに上昇して、ウイスキーマニア向けの蒸留所として愛されています。
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