ゴードンハイランダーズは、ウィリアム・グラント&サンズのブレンデッドスコッチウイスキーの銘柄の一つです。
ゴードンハイランダーズは、グラント家とゴードンハイランダーズ連隊との関わりから名付けられたものだそうで、ゴードンハイランダーズ連隊は1794年に創設された第92ゴードンハイランダーズ歩兵連隊が起源で、ナポレオンとワーテルローの戦いで戦っています。その後は変遷を経て、第二次世界大戦まで戦い抜き、戦後は冷戦後の1994年の大改変まで存在し続け、現在でも機械化歩兵部隊として名前を残しているそうです。
スコットランドのハイランダーズと呼ばれる部隊はキルトスカートを履いていることで知られ、ゴードンハイランダーズも濃い緑色の地に黄色の線が入ったキルトスカートでナポレオンとの激闘を戦ったそうです。
ウィリアム・グラント&サンズは、今となっては珍しい一族経営の会社で独立系の業者としてはスコットランド最大で1500人もの従業員がいるそうです。ウイリアム・グラントがグレンフィディックとパフヴェニーをブレンドするために1903年に創業した会社。現在でも一族経営が続いていて、スコットランドのみならず、アイリッシュウイスキーのタラモアデュー、アメリカのハドソンウイスキー、さらに近年はジン、ウォッカ、ラム、ブランデーなどの生産ラインまで備えているそうです。
そのウィリアム・グラント&サンズの主力のブレンデッドウィスキーといえば、グランツで、グレンフィディックと同じような三角柱のボトルは特徴的で、日本では酒類の専門店でないとなかなか見かけませんが、ボトルの形状で記憶に有る方も多いかと思います。
このグランツのほかのブレンデッドスコッチウイスキーとしてはハウスオブヘーゼルウッド、ゴードンハイランダーがあります。
ちなみにウイリアム・グラント&サンズ社の創業者のウィリアム・グラントの父はそのナポレオン戦争の際にゴードンハイランダーズ連隊に志願。ウォータールーの戦いを含む幾多の戦闘に参加し、除隊・帰国後に結婚してウイリアムが生まれたそうです。そうした経緯もありゴードンハイランダーズは連隊の公式ウイスキーにも認定されているそうです。
ウィリアム・グラント&サンズのホームページでは、ゴードンハイランダーズは、スコットランドに古代から住む氏族であるゴードン一族に由来すると説明されています。ゴードン一族の最初の記録は1508年にジェームズ4世がスコットランド高地のUpper Cabrach地域の支配を認める勅許状を出したことにあるそうです。
実際、ゴードンハイランダーズのボトルを見ると、1508の文字が浮き彫りになっているものもあります。、
これは、もともとゴードンハイランダーズのような高地連隊は、地元の氏族の私兵部隊が起源で、ゴードンハイランダーズはゴードン卿が持っていた私兵から生まれたということなのでしょう。
ウイスキーとしてのゴードンハイランダーズはかなりレアで、日本では古酒が流通している程度で、プレミアム価格が付いていないものもブレンデッドスコッチウイスキーとしてはかなりの高額品になります。
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