オールドフランシスはブレンデッドウイスキーの銘柄の一つで、発売元は1700年にウェールズに設立されたシャリエ・リチャーズ社。創業者のフランシス・シャリエはヨーロッパに留学後にハイランド地方に蒸留所を構えたことが始まりです。
このシャリエ・リチャーズ社はジョージ4世時代から王室御用達を務めている酒商で、1900年にこの「オールドフランシス」というブレンデッドウイスキーを発売しました。
モルト含有率が高いスコッチとして知られていましたが、1943年には姿を消しています。
現在のオールドフランシスは再発売されたものですが、それもほぼ入手困難になっていて、いまとなっては歴史的な銘柄と言えるでしょう。