ヘンドリックスジン

ヘンドリックスについて


ヘンドリックスは、クラフトジンのパイオニア的な銘柄で、製造しているのはウイリアム・グラント&サン(Willam Grant&Sons)社。
ウイスキーで有名な会社で、ブレンデッドウイスキーグランツを中心に、シングルモルトバルヴェニーグレンフィディックアイリッシュウイスキータラモアデューヴァッテッドモルトモンキーショルダーなど有名銘柄をたくさん作っています。

このヘンドリックス・ジンは伝統的なレシピによって造られたもので、ハンドクラフト・ジンで、スコットランドのガーバン蒸留所で造られています。
世界中から集められたジュニッパー、メドウスウィート、キャラウェーシード、アンジェリカルーツ、カモミール、エルダーフラワー、オレンジピール、コリアンダー、レモンピール、オリスルーツ、キュベブベリーズのボタニカルを合計11種使用し、さらに独自のレシピとして「きゅうりとバラ」のエキスをブレンドしています。
バラのエッセンスはブルガリアン・ロサ・ダマシナから仕入れていますが、ここはブルガリアンローズオイルで有名な場所。女性向けの高級化粧品などにこのローズオイルが配合されることが多いのですが、1kgのエッセンスオイルのために500kgの花びらが必要と言われています。
またきゅうりはオランダから仕入れたもので、これによって新鮮さや緑のアロマを引き出しています。

ウイリアム・グラント&サン社がジン作りを始めたのは、1966年に創業者のウイリアム・グラントのひ孫のチャールスゴードンによって、ジン用の蒸留器とレシピを得てから。
少量のプレミアムジンを作っていて、女王の従兄弟のロード・リッチ・フィルド氏に販売を始め、1999年になってヘンドリックスジンが誕生します。
ヘンドリックスはボタニカルの蒸留にカーターヘッドスチルという「ボンベイサファイア」で使われていることで有名な蒸留器と、ベネットスチルという浸漬法によって抽出される蒸留器を併用。通常はどちらか一つだけであるのに対し、ヘンドリックスの複雑で奥深い味わいのもととなっています。

現在はマスターディスティラーであるレスリー・グレイシーという女性の監督の元、造られていますが、そのグレイシーが作ったカクテル(THE LESLEY GRACIE)がグラント社の本国サイトには掲載されています。

その他、本国、日本サイトには豊富なカクテルレシピも掲載されています。その中で目を引くのがきゅうりを使ったカクテル。
キュウリレモネードやジンミュール、セントクレメンツ、マティーニ、はてはジン・トニックに至るまでキュウリをあしらっているのが面白いです。

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※ちなみにウイリアム・グラント社の主力のブレンデッドウイスキーはこちら↓

また、グレンフィディックはシングルモルトの草分けとも言われ、現在でもシングルモルト売り上げランキング2位を誇ります↓

投稿者: tom1964

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