コーナークリーク(Corner Creek)リザーブバーボンウイスキーは、ケンタッキー州バーズタウンのコーナークリーク蒸留所の銘柄ということです。
ラベルに描かれた美しい風景は、著名な芸術家のウィリアム・ネーグルによるものだそうです。
コーナークリークはちょっと調べてみたのですが、なかなか良くわからない銘柄で、ノアーズミルややローワンズクリークで有名なウィレット蒸留所のウィキによると、そこで手がけていたような記述もありますが、現在の公式HPには記載がありません。
オールドバーズタウン(OLD BARDSTOWN)はウィレット蒸留所(ケンタッキーバーボンディスティラリー社)の銘柄で、いわゆるプレミアムバーボンの1つです。
生産しているウィレット蒸留所は1936年にランバート・ウィレットが息子のトンプソンとともに創業しましたが、1980年に操業停止。その際に、エヴァン・カールスビーンが買収し、ケンタッキーバーボンディスティラリーに社名変更。他社から原酒を買って、自社で熟成・瓶詰めして販売するボトラーズ(瓶詰め業者)になりました。
ジョニードラムプライベートストックは、近年注目されているプレミアムバーボンの1つです。
ジョニー・ドラムとは、1870年にケンタッキー州バーズタウンで生まれ、樽で買ったバーボンを独自ブレンドして自分の名前をつけて売り歩いたのがブランドの始まりだそうです。
いわゆるボトラー(瓶詰め業者)の一種だったのでしょう。
プライベートストックとは個人消費用のスペシャル品のことで、多くのメーカーや銘柄で名付けられています。
ヘイマンズ(オールドトムジン、ロンドンドライジンetc)について
ヘイマンズ(HAYMAN’S)はロンドン南西部のバーラム地区の蒸留所で、ビーフィーターの創業者であるジェームズ・バローのひ孫にあたるクリストファー・ヘイマンの手による蒸留所です。
ビーフィーターが大手資本の元に移る際に、ヘイマンは昔ながらの家族経営にこだわって、ジェームズバローリミテッドからコングロマリットの手に渡っていた建物を買収。現在の形に落ち着きました。
それからヘイマンズ蒸留所は、現在のクラフトジンブームにはるかに先駆けて、高品質なジンの製造を行っていて、150年以上も前のレシピを守り続けています。
バスタブジン(Bathtub Gin)はマスターオブモルト社というロンドンの南東のタンブリッジウェルズという町で生まれた会社のクラフトジンの銘柄です。
マスターオブモルト社は1985年創業で、「Professor Cornelius Ampleforth」という同社のオリジナルブランドの一貫として生まれたのがこのバスタブジンです。
その他に、ランバリオン(Rumbullion!)というラム酒、チェリーブランデー、アブサン、クリスマスグリューカップなども出していますが、なんと云ってもバスタブジンがメイン。