プラットヴァレー(PLATTE VALLEY)は、ミズーリ州ウェストンのマコーミック社が製造しているコーンウイスキーになります。
アメリカンウイスキーと言えばバーボンという印象が強いのですが、コーンウイスキーも本国ではそれなりに呑まれています。
ミズーリ州は米国中西部の穀倉地帯の一角を占めていて、とくにとうもろこしはプラット渓谷(プラットヴァレー)を中心に生産されており、全米で9位だそうです。
そのミズーリ州の有名なコーンウイスキーがプラットヴァレーになります。コーンウイスキーはアメリカの法律ではとうもろこしを80%以上使用するという制限がありますが、プラットヴァレーは100%ストレートコーンウイスキーを謳っています。
厳密に言えば、とうもろこしのもろみを糖化させる過程で、大麦麦芽を12%加えているそうですが。
さらに法的には、コーンウイスキーは熟成させる場合は「内側を焦がした(チャーした)オークの中古樽、内側を焦がしていないオークの新樽」で、バーボンの「内側を焦がしたオークの新樽」という規定との違いがありますし、そもそも熟成させる法的義務もないそうで、熟成させる場合にも6ヶ月程度と短いことが多いそうです。
しかし、プラットヴァレーは3年間というコーンウイスキーとしては異例に長い期間熟成させています。樽は内側を焦がしていない新樽か、古い樽だそうで、長く熟成させた割りには色合いは薄く淡い小麦色になっています。
陶器製のネックの部分に持ち手がついた水差しのようなボトル(Stone Jag)が特徴的で、ファイヤーシャインとムーンシャインの2種が公式サイトで紹介されています。
ムーンシャインが100%ストレートコーンウイスキーの表記があり、ファイヤーシャインはコーンウイスキーアンドシナモンリキュールという表記になっています。
ちなみにムーンシャイン(MOONSHINE)という言葉は、アメリカの俗語で18世紀末に密造酒を指します。農民が山間に逃れて、月光のもとでひっそりと酒を蒸留したことからムーンシャインと呼ぶようになったそうです。
ミズーリ州は1910年代の禁酒法の時代に、それをことごとく拒否したという歴史があり、タバコに関しても現在でも分煙が進んでいない、という酒と煙草に関してはとても寛容で、且つ政府の方針や社会情勢に対して簡単には従わない、という反骨精神にあふれています。
そうしたミズーリの精神性を感じさせるような名付けだと思わされます。
プラットヴァレーの味わいは、かなり飲みやすく口に含むと甘みがあって、続いて苦味がやってくるというものだそうです。
バーボン独特な癖の強さがなく、飲みやすく優しいウイスキーです。
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