ノッキーン ポチーン

ノッキーン ポチーンについて


ノッキーンは、アイルランドの密造酒と言われたポチーンの銘柄で、非常にアルコール度数が高いことで知られた蒸留酒です。

ポチーンはアイルランド語のPOTAが語源で、POTAは英語のPOT(釜)のことで蒸留釜から名付けられたそうです。
その歴史をたどると6世紀頃にはアイルランド人の初期キリスト教僧侶によって作られていたそうで、1661年に非合法化。300年以上も製造禁止されていましたが、家庭で庭先やガレージで密造されていて、「アイルランドの密造酒」という通り名があったそうです。




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ベイリー・ニコル・ジャーヴィー(BNJ)

ベイリー・ニコル・ジャーヴィー(BNJ)について


ベイリー・ニコル・ジャーヴィー(Bailie Nicol Jarvie)はサー・ウォルター・スコットの小説「ロブ・ロイ」に登場する人物のことで、その名前を冠したブレンデッドウイスキーになります。

19世紀後半にワイン商人であったニコル・アンダーソンによって作られたのが最初で、その時にアンダーソンは「ロブ・ロイ」にちなんで、愛国的なグラスウェッジの治安判事で商人、ローランド地方の紳士であるベイリー・ニコル・ジャーヴィーの名前をつけました。この名前はちょっと長いので、ブランドが人気を博するにつれて、BNJと呼ばれる様になっていきます。
ニコル・アンダーソンの会社は1881年頃にグラスゴーで設立されますが、20世紀に入って第一次世界大戦で躓き、1919年にぐリノック蒸留所のRソーン&サンズ社が資産を受け継ぎ、しかしソーン社も1921年に破産して、マクドナルド&ミュアオブリース社が破産管財人からBNJブランドを入手します。




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Ncn’ean(ノックニーアン)

Ncn’ean(ノックニーアン)について


 Ncn’ean(ノックニーアン)蒸留所は2017年から稼働開始した、新しいスコットランドの蒸留所になります。Ncn’eanと書いて、どうやらノックニーアンと発音するようで、Neachneohainの略語だそうです。意味はゲール語でスコットランドの伝承に登場する魔女王の名前だそうです。
 
 ノックニーアン蒸留所は、最近の蒸留所らしくオーガニックにこだわったもので、いわゆる農場型蒸留所を現代に蘇らせたもので、100%再生可能エネルギーを動力にウイスキーの蒸留をしています。
 バイオマスボイラー用の木材チップは地元の森林から供給され、副産物は全て、動植物の飼料としてリサイクルされるそうです。




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バンラッティー ポチ―ン

バンラッティー ポチーンについて


ポチーン(POTIN)とは、アイルランドで古くから造られてきた蒸留酒のことで、古くは6世紀ごろには造られていたという記録があるそうで、作っていたのはアイルランド人の僧侶で、初期キリスト教の聖地であるグレンダロウ(グレンダロッホ)の僧侶も携わっていたそうです。
ポチーンとは、アイルランド語のPOTAが由来だそうで、POTAは英語のPOTのこと。蒸留に使う小さな釜がそのままお酒の名前になったそうです。




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