ベンチマーク(BENCHMARK)はバーボンウィスキーの銘柄の一つで、現在はバッファロートレース蒸留所が造っています。
バッファロートレース蒸留所は、バーボンの歴史の中でも重要な地位を占める蒸留所で、創業当時の古い施設はアメリカの国指定の史跡、国立歴史的建造物に指定されるという名誉を得ています。
プレミアムバーボンと呼ばれる手作りで高品質な銘柄を幾つも出しており、その中でもブラントン、E・H・テイラーあたりはご存知の方も多いと思います。
そうしたラインナップの中では今回のベンチマーク、特にNo8は買いやすい価格帯の銘柄で、普段の晩酌用としてもおすすめできるものになっています。
四角いボトルといい、かなり古臭い感じのラベルのデザインといい、昔ながらのバーボンといった雰囲気で、どことなくジャックダニエルを思い起こさせるものになっています。
バッファロートレース蒸留所の公式サイトの説明によると、このベンチマーク(水準、基準)の銘柄名の由来は1773年に3人のマカフィ兄弟がバージニアから後にケンタッキーという名で呼ばれることになる土地を探索、最終的に陸路でバッファローの大交差点(バッファロートレース)にいたり、その土地を調査。残された測量士のマークはベンチマークとして知られていて、その名前を冠することで、この初期の開拓者たちの冒険精神を讃えているそうです。
実は、ときどき行く大手の酒屋さんにこのベンチマークがおいてあって、説明には「すべてのバーボンの基準・原点になることを目指す」とありましたが、どうなのでしょうか?
バーボンの中ではさらりとした味わいで、香りはクセがなく初心者にも飲みやすい(価格も含めて)バーボンといえるでしょう。
公式サイトによると、一般的なNo8の他に、トップフロア(基準点の最上階? という不思議な名前)、スモールバッチ、ボンデッド、フルプルーフ、シングルバレルなどのプレミアムラインが掲載されていますが、まあ日本ではほとんどがNo8になるでしょう。
ネット上では基本的な750mlで1000円をちょっと超える位から1500円前後位で販売しています。
この価格帯だと送料の占める割合が大きくなりすぎるので、1.75Lの大サイズを買うとか、ほかの商品とまとめ買いをするとか、ちょっとした工夫が必要になりそうです。
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