アルマンド（アルマン・ド・ブリニャック）

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アルマン・ド・ブリニャック

アルマンドは正式なブランド名はアルマン・ド・ブリニャック（Armand de Brignac）。ホストクラブやキャバクラの間ではこれまでシャンパンと言えば、ドン・ペリニヨンでしたが、最近はこのアルマンドが一番人気になっているそうです。

アルマンドは、1763年に創業したキャティア家によって250年以上もの歳月をかけて誕生した、最高品質のシャンパンです。1950年代に現在の当主の母親が愛読していた小説の主人公の名前が正式名称で、ワインの名に使うために商標登録していました。
それが長い間忘れられていましたが、2006年に新しいシャンパンをリリースするに当たり、母親に敬意を表して、この名前を採用したそうです。

そうしたわけで、アルマンド自体はさほど歴史のあるシャンパンではないのですが、キャティア家自体はモンターニュ・ド・ランス地区、シニー・レ・ローズ村の所有畑で250年以上ものあいだ、シャンパーニュを製造していました。
誕生から4年後の2010年には、世界の評論家やソムリエによるブラインドテイスティングで決定される「100 Best Champagne For 2010」で、1,000種類以上のシャンパーニュの中から世界1位を獲得。
さらにアメリカのラップ歌手のジェイ・ZがPVでアルマンドを使ったことで知名度が広がります。
ジェイ・Zは、2014年にはアルマンドを買収して、オーナーになっていて、妻のビヨンセもPR活動をしています。
そうした流れでオスカーやゴールデン・グローブの受賞者に贈呈されるなど、露出も増えます。

日本では、有名なキャバ嬢がアルマンドをアピールしたりして、そうした夜の席でおなじみのブランドへとなっていきます。
特に、アルマンドゴールド、アルマンドロゼ、アルマンドグリーンの3色を揃えるのが、キャバクラやクラブのVIPルームでステータスになっているそうです（私は知りませんでしたが）。
キャバクラでアルマンド信号機を作るとなると、最低でも50万は掛かるそうです。

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