プリマスジンは、英国海軍と深い関わりのあるジンのブランドになります。
元々は1793年にイングランドのプリマス港にて、海軍御用達のジンを作ったのがプリマスジンの始まりになります。
当時の海軍は将校にジンを配給しており、海兵達の気分転換やまずい薬品の味を紛らわせるためにジンを積み込んでいたそうです。
また、船内の食事だとビタミンCの摂取が難しく壊血病も問題の1つでした。
そこで船内の食事に柑橘類を出すようになっていったのですが、特に西インド諸島でライムが大量に収穫できたことから、次第にレモン、オレンジに代わりライムが支給されるようになっていきます。
それを見たギムレット軍医がジンにライムを混ぜて飲んだことからギムレットというカクテルが生まれたそうです。
月: 2022年5月
大信州
大信州は、長野県松本市の酒蔵、大信州酒造の主力銘柄になります。
本社HPには明治13年とありますが、現在の形になったのは終戦直後の1948年(昭和23年)に複数の酒蔵が合併して誕生。
当初はそれぞれの蔵が独自に酒造りをしていましたが、1972年に長野市に醸造拠点の豊野蔵を造り、そこで搾ったお酒を松本市(本社蔵)まで運んで瓶詰め、貯蔵、出荷してきたということです。
亀泉
亀泉は、高知県土佐市の亀泉酒造の清酒の銘柄になります。
「おいしい」「たのしい」「おもしろい」をモットーに、高知県の酒米、酵母、水にこだわりバラエティ豊かな日本酒を醸している蔵になります。
明治30年創業の蔵元で、名前の由来は寛永12年から枯れること無く湧き出る、仁淀川系の湧水を使ったことから、万年の泉「亀泉」と名付けられたそうです。
ジェームズEペッパー
ジェームズEペッパー 1776は歴史ある銘柄を復活させたもので、ノンエイジ、6年、ライと用意されています。
もともとバーボンの名家ペッパー家によって誕生したウイスキーでしたが、1958年を最後に断絶してしまいました。
それが約50年の時を経て復活したのが、このジェームズEペッパー 1776になります。
ペッパー家の創業者エライジャ・ペッパーは、バージニア州のカルペパーでウイスキーづくりを開始したあと、ケンタッキー州に移り、現ウッドフォードリザーブ蒸留所の基礎を築き、2代目のオスカー・ペッパーの時代にオールド・オスカー・ペッパー蒸留所として事業を拡大。
オスカーの下で働いていたDrジェームズ・C・クロウがサワーマッシュ製法を確立したと言われています。3代目のジェームズEペッパー(大佐、1850~1906)の時代に蒸留所は人手にわたりますが、レキシントンにジェームズEペッパー蒸留所を建設。
アメリカ最大と言われたほどの蒸留所に育ちます。