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よくわからないけれど異世界に転生していたようです コミカライズ24巻が発売

キンドル
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なろう小説のコミカライズの中では、けっこうなヒット作になる「よくわからないけど異世界に転生していたようです」の最新24巻が発売になったので、ご紹介します。

今となっては数少ない紙の本で購入している作品になります。

「あし」が「小説家になろう」で連載。それを書籍化し、内々けやきがコミカライズしている作品になります。

ストーリーは、なろう小説の典型みたいなテンプレから構成されていて、中年の研究者だった主人公が事故死してTS転生。巨乳の美少女へ。

孤児院育ちだったのが、有用なスキルを発現したことで孤児院のスポンサーの悪徳商人の元へ送られる途中で馬車が崖から落ちて、九死に一生を得た時に記憶を取り戻し、街に戻ると悪徳商人から逃れられないので、森の中で一人暮らし。

チートスキルで厳しい環境でも快適に暮らせる様になるのですが、近くの村にバレて、主人公のつくるポーション目当てに色々とトラブルが発生して、森を逃げ出し、町に行って冒険者として生きることに……。

主人公に明確な目的があるわけでもなく(なんとなくの目的があることは匂わされますが)、物語としても目的や目標があるわけでもないので、こうした作品はダラダラと続くというかたちになりがちなのですが、まさにそうなってきています。

そこへ、作者がどうやら実生活でかなりの多忙+体調不良のようで、この数年は年に2~3話程度更新されるだけ。

そこに筆力旺盛で、昭和の漫画家みたいに幾つも連載を抱えながら描きまくっている内々けやきがコミカライズを担当したもので、こまかく原作を再現し、けっこうなアニオリを混ぜ込みながらも、とうとうこの24巻で原作の中絶部分のちょっと前まで来てしまいました。

引き伸ばししすぎもさすがにテンポが悪くなりますし、24巻ではまだ追いついていませんが、この先をどうするつもりなのか?

内々けやきがチャンピオンで連載していたルパン三世が終了しそうなので、こちらに割けるリソースも増えそうで、それならばちょっと手抜き気味だった作画のクオリティも元に戻るかも。

そうなると、けっこうな人気作なので終わるのは惜しいし、作者と相談してプロットだけでも貰って、独自に連載継続というのが、ワタシ的には一番望ましいのですが……。

書籍版も5巻が発売になっています。

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