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夏目友人帳 32巻

コミック
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夏目友人帳の最新刊です。

昨年の10月から12月にかけて、TVアニメの第7期が放映されました。これまでは、1期2期、3期4期という感じで途中で1クールの休みを挟んで2クール放映しているのを期で分けて数えている感じでしたが、第7期は単独で、第8期は来ませんでした。

流石に少々、人気が落ちてきたようでちょっと残念かも。

コミックの方は相変わらず一定のペースで刊行されています。近年はある程度不定期連載になっているようで、年に一冊程度のペースですが、長期に渡って休載はしていないのは良いことです。

ここからネタバレありますので、お気をつけください。

この32巻は、いつもは巻末に掲載されるあとがきが何故か中盤に挟まれていて、不思議な体裁。

ページ数の関係だそうです。

内容は、第百二十八話~第百三十話の「蔵は閉じられた」。第百三十一話~第百三十四話の「見知らぬ我が家」の2中編が収められています。

「蔵は閉じられた」は、夏目くんと祓い屋の名取さんの物語。名取さんが呪いを受けてあやかしをみる能力が衰えて……という展開。

呪いの元は、他愛もないと言えば他愛もない理由で、あっさり解決するのですが、あやかしを見る能力の所為で子供の頃に疎外されて辛い思いをした記憶が蘇って名取さんが色々と考えるところがポイント。

子供の頃にこの呪いに掛かっていたら、ある意味、名取さんにとっては幸せだったのかも知れませんが、今となっては式として使役している妖も3体いるし、しがらみも生まれていて、なによりも覚悟が決まっているので、再び呪いを払って祓い屋として生きていくことになります。

「見知らぬ我が家」は藤原家に入り込んだたちの悪い妖と、それを捉える目的の妖が藤原家に入り込み、夏目くんとにゃんこ先生が巻き込まれるという展開。

そのたちの悪い妖は時間を遡行して逃げる能力を持っていて、過去の藤原家の様子が描かれます。そして、夏目くんが藤原夫妻の家族として溶け込んでいくための一つの過程がまた描かれます。

この32巻に「へチャムクレぬいぐるみ」というぬいぐるみが登場しますが、そのぬいぐるみをおまけにつけた特装版も発売されています。

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