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よくわからないけれど異世界に転生していたようです(26)が発売。

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「よくわからないけど異世界に転生していたようです」のコミカライズ、最新26巻が発売になったので、ご紹介。

これまでずっと紙の本で読んでいた数少ない作品ですが、正直、そろそろ潮時という気もします。

この作品は、あしが「小説家になろう」で連載して書籍化。それを内々けやきがコミカライズしてここまで巻数を重ねてきた作品です。

あしの原作はこの数年、停滞していてかろうじてエタって無いという状態なのですが、いよいよ原作に追いついてしまい、独自路線に変更になっていて、25巻まで「原作 あし」という表記だったのが、「原案 あし」になっていました。

一応、原作の方も1月に数話更新されていて、この部分が完全にコミックとは別の話になっています。

ただテーマは温泉という部分に変更ナシ。原作は山の中の温泉で、故郷での戦闘のときに登場した謎の老人が再登場して、一緒に野趣あふれる温泉を整備する、というもの。

コミックは、スピルバーグの「激突」のような馬車同士の追いかけっこの後に、大資本によって乗っ取られかけた温泉街を復活させるという話。

主人公のレンは、かなり行き当たりばったりの行動を取っていましたが、今回はそれが加速していて、とっ散らかった感じです。

なろう系ファンタジーは、けっこうコミカライズが作画担当者が暴走して原作とぜんぜん違う展開を見せる作品も多いのですが、この作品の場合は原作が半ばストップしているので仕方ないとは言え、オリジナル展開があまりうまく行っている印象が無いです。

基本的に私は単行本派で、雑誌連載は追いかけないので、単行本になるまで、どんなふうに作品が進んでいるのか判らないケースが多いのですが、この作品に関してはニコニコ静画で読めるので、なんとは無しに読み進めています。

その連載をみても、今度はマタンゴのパロディをやっていて、内々けやきはオリジナル展開をやるとは言ってもきっちりとプロットを組み上げて物語を転がしている感は薄いです。とにかく忙しすぎて、そんなことをしている暇が無いのでしょうが、個人的にはたくさん連載するよりも、仕事を絞ってしっかり練り込んだ話を世に出したほうが売上も上がるような気がするのですが……。

さもなければ、ルパン三世のパロディ漫画も手掛けていますが、その作品のように原作者とは別の脚本家を立てるとか。

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