麹屋伝兵衛は、大分県日田市の老松酒造という酒蔵の麦焼酎の銘柄になります。
老松酒造は大分県と福岡県の県境の近く、九州山地の美しい山々に囲まれた日田で寛政元年(1789年)に生まれた酒蔵です。
日田は江戸幕府の天領で、九州の小京都と呼ばれるほど独特の文化や産業が育った地方。初代は創業当時に、日田地方にある松の老木がある老松神社の泉より湧き出る清浄な水が酒造りに適していたので、酒造りを開始。
名前を老松酒造と名付けました。
カテゴリー: 麦焼酎
こふくろう
こふくろうは、「博多焼酎蔵 研醸株式会社」の完全焙煎麦焼酎になります。
研醸株式会社は福岡県中南部に位置しています。
人参と伏流水を使って人参焼酎「珍(めずらし)」を開発。さらに独自の焙煎麦焼酎も開発して、「梟」「こふくろう」などを発売しています。
他に類のない特徴のある焼酎を製造している蔵です。
壱岐の華
壱岐の華は、麦焼酎の起源とも言える長崎県壱岐の島で作られ、一定の基準を満たした麦焼酎の1つです。壱岐の島は、博多から60キロの玄界灘にあり、歴史的には大陸から日本への古代文化の中継地点とも言える島でした。現在でも長崎県で二番目の穀倉地帯で、江戸時代の平戸藩は米、麦を年貢として奨励していました。その豊富な麦を使って16世紀から作られたのが麦焼酎。
「壱岐焼酎」という名前は、WTO(世界貿易機関)が平成7年7月1日付けでtrips協定によって地理的表示を制定し、日本ではこの壱岐の島の「壱岐焼酎」と熊本県人吉市の「球磨焼酎」、沖縄県の「琉球泡盛」が指定されました。このtrips協定は、一定の製法や品質、社会的評価を考え、原産地を特定して保護していこうという制度で、世界的にはスコッチ、バーボン、コニャック、アルマニャック、ボルドー、シャブリ、シャンパンなどが選ばれています。
具体的には、シャンパンはフランスのシャンパーニュ地方で作られる発泡性ワインで、それ以外の地域で作られるものはシャンパンとは名乗れず、スパークリングワインと名乗っています。
ニッカ・ザ・麦焼酎
「ニッカ・ザ・麦焼酎」はウイスキーメーカーのニッカウヰスキーが造る麦焼酎の銘柄です。
販売開始は2017年7月から。焼酎もウイスキーも作り方の違いはあれど、蒸留酒という点では同じであり、これまでウイスキー造りで培ってきた技術を用いて作った麦焼酎です。
ニッカ・ザ・麦焼酎
ニッカ・ザ・麦焼酎は、ウイスキーメーカーのニッカが作る麦焼酎の銘柄です。
発売開始は2017年と割合に最近で、ちょくちょく酒屋の棚で見かける銘柄になります。ニッカは、NHKの朝のテレビ小説「マッサン」で知名度が上がり、世界的なウイスキーブームの流れにも乗って、人気が高まっています。
そうした流れの一つとして、新たに取り組んだのがこの麦焼酎です。