厚岸ウイスキー

厚岸ウイスキーについて


厚岸は、北海道の厚岸町の厚岸蒸留所の銘柄になります。厚岸は北海道東部の釧路総合振興局にある町で、天然の良港である厚岸湾がふかく入り込んで厚岸湖に通じているという地形で、釧路から50kgぐらい、根室から80kgぐらいに位置しています。
これまで厚岸といえばなんと言っても牡蠣が有名でしたが、そこに2016年に生まれたのが厚岸蒸留所です。
潮気を含んだ深い霧、清澄な空気、豊富な泥炭という地理的条件は、スコットランドのアイラ島を思わせます。

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陸 PURE AND MELLOW

陸 PURE AND MELLOWについて


「陸 PURE AND MELLOW」は、キリンディスティラリーが、2020年5月19日に発売開始した、ジャパニーズウイスキーの新製品になります。

キリンディスティラリーは、近年のウイスキーブームにのって、2016年にそれまでの「樽熟原酒50°」という銘柄を出していましたが、これをバージョンアップして「富士山麓 樽熟50°」を発売。これが濃厚な味わいの本格ウイスキーでありながら、価格は1500円まで届かない実売価格でヒット。
キリンの人気が大いに上がったのは良いのですが、あまりの人気で2019年の年始には終売になってしまいます。

それから1年。満を持して、キリンディスティラリーではシングルグレーンウイスキーの「富士」を4月に発売。これは飲食店用の銘柄で、実売価格は5千円前後と割合に高額品になります。

そして、5月19日に出た、この「陸 PURE AND MELLOW」が「富士山麓樽熟50°」の後継品になるでしょうか。
容量が500mlと、少し減ってしまったのが残念ですが、だいたい町中のお酒屋やスーパーでは1200円から1500円程度。容量を考えると、ちょっと高くなっていますが、まあいつもの晩酌にも使えるレベルでしょう。

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富士 キリン シングルグレーンウイスキー

キリン 富士について


富士は、キリンディスティラリー(以前はキリンシーグラムでしたが、現在はキリンの完全な子会社になっています)が、4月21日から発売開始したシングルグレーンウイスキーの銘柄になります。
翌月には「陸 PURE AND MELLOW」も発売していますが、その「陸」とは違い、シングルグレーンウイスキーが富士のポイントになります。

キリンディスティラリーが運営している富士御殿場蒸留所は、この数年、ウイスキーブームに乗って、人気が高まっています。ジャパニーズウイスキーといえば、サントリーとニッカが2大巨頭ですが、最近はいわゆる地ウイスキーがそれぞれに気を吐いています。
こうした中で、キリンディスティラリーは大規模な蒸留所をもつ大手企業になるのですが、サントリー、ニッカに比べると、シェアは圧倒的に小さく、それだけにかなり特徴のはっきりとした製品づくりをしています。




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