プリマスジンは、英国海軍と深い関わりのあるジンのブランドになります。
元々は1793年にイングランドのプリマス港にて、海軍御用達のジンを作ったのがプリマスジンの始まりになります。
当時の海軍は将校にジンを配給しており、海兵達の気分転換やまずい薬品の味を紛らわせるためにジンを積み込んでいたそうです。
また、船内の食事だとビタミンCの摂取が難しく壊血病も問題の1つでした。
そこで船内の食事に柑橘類を出すようになっていったのですが、特に西インド諸島でライムが大量に収穫できたことから、次第にレモン、オレンジに代わりライムが支給されるようになっていきます。
それを見たギムレット軍医がジンにライムを混ぜて飲んだことからギムレットというカクテルが生まれたそうです。
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エギュベル ジン
エギュベルジン(Eyguebele Gin))は南フランスのプロヴァンス地方にあるトラピスト派エギュベル修道院で作られるクラフトジンの銘柄になります。
ジンというとロンドンドライジンの印象が強いのですが、近年は世界的なジンブームの中、様々なジンが人気になっています。そうした中で、このエギュベルは日本では知名度はあまり高くないですが、歴史のある銘柄になります。
槙-KOZUE-
槙-KOZUE-は、中野BCという酒造メーカーが展開するクラフトジンの銘柄になります。
中野BCは和歌山の酒造メーカーで、1932年に当初は「中野醤油店」として創業。他社に類を見ない蒸熟法である「大豆蒸熟法」で品質の向上と製造の合理化に成功し、戦後すぐに「富士白」という甲類焼酎の製造を始めます。
その後清酒の生産も始め、現在では日本酒、梅酒、焼酎、スピリッツ、ワイン、みりんなどのアルコール飲料を始め、ノンアルコール飲料、健康・美容商品などを幅広く手掛けています。
北水鐘(きたすいしょう)
北水鐘(きたすいしょう)は北海道発のクラフトジンになります。水鐘は、鐘をついたときの音が水面に波紋として広がっていくように、ボタニカルの香りや余韻が広がっていくという意味を込めて、北海道の水鐘で北水鐘となづけたそうです。
AKITA CRAFT 美GIN
AKITA CRAFT 美GIN は、2019年の2月に発売開始となった、秋田初のクラフトジンとして発表されたものです。
クラフトジンは、少量生産で各ブランドがこだわりを持って造られたもので、ジンは割合につくり方が自由なので、それぞれの土地のボタニカルを使用して個性を訴えるケースが多くあります。
特にジャパニーズクラフトジンの銘柄では、日本ならではのボタニカルを使用しているのが大部分ですが、このAKITA CRAFT 美GIN もジュニパーベリーやコリアンダーシードなどの伝統的なジンのボタニカル5種類に加えて、秋田県産の「ふきのとう」「きくいも」「米」を組み合わせた合計8種の素材を使用して造られています。