芋焼酎 川越

芋焼酎 川越について


川越は、宮崎県の国富町に江戸時代末期から続く川越酒造場の芋焼酎の銘柄になります。
蔵は江戸幕府の直轄領であった国富町の中心部にあり、昔ながらの製法で焼酎造りを続けています。
一時は高品質な製品を作っても売れない時期があり、かなり経営も厳しかったそうですが、平成11年(1999年)に販売された古酒「川越1972」が注目を集め、転機が訪れます。
「川越1972」は27年間寝かされた芋焼酎で、アルコール度数は31度。
長期貯蔵で数量も少なく予約の段階で完売となるため「幻の焼酎」になっていました。

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プリマスジン

プリマスジンについて


プリマスジンは、英国海軍と深い関わりのあるジンのブランドになります。
元々は1793年にイングランドのプリマス港にて、海軍御用達のジンを作ったのがプリマスジンの始まりになります。
当時の海軍は将校にジンを配給しており、海兵達の気分転換やまずい薬品の味を紛らわせるためにジンを積み込んでいたそうです。
また、船内の食事だとビタミンCの摂取が難しく壊血病も問題の1つでした。
そこで船内の食事に柑橘類を出すようになっていったのですが、特に西インド諸島でライムが大量に収穫できたことから、次第にレモン、オレンジに代わりライムが支給されるようになっていきます。
それを見たギムレット軍医がジンにライムを混ぜて飲んだことからギムレットというカクテルが生まれたそうです。

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ジェームズEペッパー

ジェームズEペッパーについて


ジェームズEペッパー 1776は歴史ある銘柄を復活させたもので、ノンエイジ、6年、ライと用意されています。

もともとバーボンの名家ペッパー家によって誕生したウイスキーでしたが、1958年を最後に断絶してしまいました。
それが約50年の時を経て復活したのが、このジェームズEペッパー 1776になります。

ペッパー家の創業者エライジャ・ペッパーは、バージニア州のカルペパーでウイスキーづくりを開始したあと、ケンタッキー州に移り、現ウッドフォードリザーブ蒸留所の基礎を築き、2代目のオスカー・ペッパーの時代にオールド・オスカー・ペッパー蒸留所として事業を拡大。
オスカーの下で働いていたDrジェームズ・C・クロウがサワーマッシュ製法を確立したと言われています。3代目のジェームズEペッパー(大佐、1850~1906)の時代に蒸留所は人手にわたりますが、レキシントンにジェームズEペッパー蒸留所を建設。
アメリカ最大と言われたほどの蒸留所に育ちます。

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さつま島美人

さつま島美人について


さつま島美人は、鹿児島の長島の5つの蔵元(宮内酒造・宮の露酒造・長山酒造・杉本酒造・南洲酒造)がそれぞれ伝統の技を使い醸し出した焼酎をブレンドしたものになります。

鹿児島県の最北端の長島町は大小23の温暖な島々に囲まれた山の幸・海の幸に恵まれた土地です。ここは長島半島の全域と諸浦島、伊唐島、獅子島などの島からなり、黒之瀬瀬戸大橋で阿久根市と繋がっています。
この長島町にある5つの蔵元の共同瓶詰め工場として、昭和42年に長島研醸有限会社が設立されました。

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