7月3日に新発売になったシングルグレーンウイスキー「テーブルウイスキー」のご紹介です。
スコットランドの首都エディンバラ北部の港町リースに設立された新興蒸留所「ポート・オブ・リース」が手掛けています。
自社蒸留のウイスキーが完成するまで自社ショップで販売するために作ったウイスキーで、テーブルウイスキーの名前の通り、家族や友達と食卓で気軽に飲んでほしいという想いから名付けたそうです。
アメリカンオークの新樽とシェリー樽で5年から8年熟成した原酒をブレンドしています。ボトルはシャンパーニュボトルを模したもので、ウイスキーとしてはエレガントで、これも食卓に乗せることを意識したのでしょう。
ポート・オブ・リース蒸留所は、高さ40メートルのタワー型の建物で、上階から製造工程が進むにつれて下の階に降りるように設備を配置したグラビティーフローを採用している世界でも数少ない蒸留所で、最上階からは港からエディンバラ城まで見渡せる景観が自慢のバーを併設。
新たな観光地になっているそうです。
シングルグレーンウイスキーというのはシングルモルトに比べると耳慣れない言葉ですが、大麦麦芽を原料にしたモルトウイスキーに対して、それ以外の穀物(とうもろこし、ライ麦、小麦など)を主原料に大麦麦芽を糖化酵素として加えて作られるウイスキーを指します。
モルトに比べてクセが少ないのが特長で穏やかでクリアな味わい。
「シングル」とは一つの蒸留所という意味で、シングルグレーンというと一つの蒸留所で蒸留した原酒各種をブレンドしてボトリングしたウイスキーという意味です。
今回のシングルグレーンウイスキーは、まだポート・オブ・リース蒸留所が2024年蒸留開始ということで、他の蒸留所で作られたグレーンウイスキーだと思いますが、ブレンドは自社で行っているとのこと。親会社のMUCKLE BRIG社はリースでワインや蒸留酒の製造卸売をしている会社で、他の蒸留所に良い伝手がありそうです。
なお、他にシングルグレーンウイスキーとして知られるのは、日本ではニッカカフェグレーン、サントリー知多、キリンシングルグレーンジャパニーズウイスキー 富士。
スコッチのロッホローモンドシングルグレーン、アイリッシュのバスカーシングルグレーンあたりが知名度が高いでしょうか。
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