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諸星大二郎短編集成 2 の内容について

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来年・令和8年の1月30日に、諸星大二郎の短編を集大成したシリーズが順次発行され始めます。

1970年から活動を開始し、今回のいわば短編全集とも言える企画は「画業55周年記念」だそうです。

画業50周年の2020年のときには、展覧会『デビュー50周年記念 諸星大二郎展 異界への扉』が全国巡回して開催され、折からの新型コロナウイルス蔓延のため、当初の予定と違うところもありましたが、個人的には三鷹で2回、足利市で1回、見に行けて大満足でした。

この55周年の企画では短編全集。

はっきりした記載は小学館のサイトを見てもよく分からないのですが、集成全12巻を順次刊行するようです。

この手の全集というと昭和の文豪とか、漫画家だと手塚治虫、石ノ森章太郎、藤子・F・不二雄レベルのレジェンドでなければ企画すらされないもの。

中学生時代から還暦を迎えるまで、諸星ファンを続けてきた身としては、当然全集の一つや二つ、企画されても当然、という気分がありますが、最近の出版事情やら諸星の世間での評価を考えると快挙になるのでしょう。

1月30日の第1回配本は第2集からだそうです。前後するのは割とこの手の全集ではありがちです。

この第2集では、収録作品は

猫パニック
真夜中のプシケー
ど次元世界物語
貞操号の遭難
アダムの肋骨
男たちの風景
袋の中
マンハッタンの黒船
召命
食事の時間
失楽園

の各編。

正直、どれも読んだことのある(というか、単行本で持っている)作品ばっかりで、一冊2600円という定価はビビるものがあります。

現役時代なら一も二もなく買ったのだけど、退職後は無職に近くて収入も激減しているし……。

でも、単行本未収録もふくめて編年体でその全体像を捉えた、そうで、全ページ画稿から起こした画像で、発表当時の扉デザインはなるだけそのまま再現、という煽り文句を読んでしまっては、やっぱり少々無理をしても買わなきゃ、という気分になります。

全12巻購入した場合はだいたい3万円をちょっと超えるぐらいでしょうか。後でブックオフで探してもまず入手困難になるのは目に見えているし、もはや、教祖様へのお布施みたいな気分ですが、逃れられそうにないですね。

小学館のビッグコミックスは多分、編集部の偉い人に諸星ファンがいるのだと思いますが、近年は「諸星大二郎特選集」や「諸星大二郎劇場」などを販売しており、特に特選集は装丁の雰囲気も良くて良短編集なので、期待が膨らみます。

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