「ハクメイとミコチ」は、樫木祐人が「ハルタ」で連載しているファンタジー漫画で、その最新12巻は2024年1月15日に発売になりました。
ファンタジーというと、近年はなろう小説っぽいものを想像しますが、「ハクメイとミコチ」はどちらかというと童話的メルヘン的な雰囲気をたたえた漫画作品です。
身長が9センチの小人であるハクメイとミコチという2人の少女の日常を綴った物語で、基本的に一話完結。世界観は中世っぽいかと思うと、蒸気機関車があったりとなかなか不思議。小人が多く登場するのですが、何もかも小さいわけではなく、食材などは原寸大。その絵面の面白さも魅力の一つです。
この12巻でも、丁寧に一コマ一コマ描き込まれた作画は今まで通りで、どこか懐かしい世界を楽しませてくれます。
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