川中島幻舞は、長野県長野市川中島町の株式会社酒千蔵野という酒蔵の銘柄になります。
酒千蔵野は「しゅせんくらの」と読みます。
創業は1540年(天文9年)頃。信州長野県で最も古い歴史と伝統を誇る蔵で、全国で見ても7番目の歴史を持ちます。
川中島合戦の際に武田信玄公に千野の酒を召し上がったそうです。
會津宮泉
會津宮泉は、会津若松の宮泉銘醸という蔵の銘柄になります。
宮泉銘醸は昭和30年に宮森啓治酒造場として設立され、39年に宮泉銘醸として法人化されています。江戸時代から続くような蔵に較べると歴史は短いのですが、近年、福島県の銘酒の一つとして多いに注目を集める実力派です。
宮泉銘醸の主力銘柄は、この會津宮泉と寫樂の2つになります(あと、玄武という銘柄がありますが焼酎になります)。
楽器正宗
楽器正宗は、福島県白河郡矢吹町に慶応元年(1865年)に創業した大木代吉本店の銘柄になります。
矢吹町は、かつては行方野と呼ばれる原野で、日本三大開拓地の歴史を持つ開拓者の町でした。
その行方野は明治時代は御猟場で、大戦中は陸軍の飛行場として使われていたそうです。
雪中梅
雪中梅は、かつては越乃寒梅、峰乃白梅と並んで、「越の三梅」と呼ばれることがありました。現在ではあまり聞くこともありませんが、当時は新潟を代表する銘柄でありました。
銀嶺月山
銀嶺月山は、山形県の月山酒造の銘柄になります。
月山酒造は山形県の寒河江市の酒蔵で、もともとは設楽酒造(1896年創業)、鈴木酒造(1700年創業)、八幡屋酒造(1780年創業)の3社が1972年に設立した会社です。