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ザ・ジョジョランズ3巻と無限の王が新発売

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「ジョジョの奇妙な冒険」の第9部であるザ・ジョジョランズの最新刊の3巻が発売になっています。

ザ・ジョジョランズは、数十年に渡って続くジョジョシリーズの多分、最後のシリーズになります。ハワイを舞台に主人公のジョディオ・ジョースターが「大富豪になる」という野望を叶えるべく、様々な障害と戦っていく様子を描いたものです。

現在、ウルトラジャンプで連載中なのですが、私は単行本派なのでどんな展開なのかまでは、読んでみるまで判りません。

3巻を読んで見たところ、どうやら岸辺露伴が登場してファンの話題をさらいましたが、これは第5部のこういちくんと同じで、すぐにフェードアウトと思って良さそうです。

部を重ねる毎に、どんどんスタンドの能力が回りくどいというかわかりにくくなっていってるのですあ、この9部ではジョディオのノーヴェンバー・レインは質量のある雨を降らせるという判ったような判らないような能力。天候操作系というと、7部のウェザーリポートを思い出しますが、このノーヴェンバー・レインも同じ様に、どんどん能力が拡大していくのかも、と思っています。

もう一方の無限の王は、小説家の真藤順丈がスピンオフ小説を上梓したものになります。ジョジョワールドは連載25周年を迎える2012年ごろからコラボ企画が幾つか立ち上がり、人気小説家がジョジョのスピンオフ小説を発表するという企画が始まります。

これまでに上遠野浩平の「恥知らずのパープルヘイズ」、西尾維新の「JOJO’S BIZARRE ADVENTURE OVER HEAVEN」、舞城王太郎の「JORGE JOESTAR」などが発表になっています。またそれとは別に07年には乙一の「“The Book” Jojo’s Bizarre Adventure 4th Another Day」、2022年乙一「野良犬イギー」、安藤敬而「ギャング側の証人」など、大量に発表されています。

その中でも今回の「無限の王」は2019年には直木賞も受賞している真藤順丈の作品になります。

この「無限の王」は、ジョセフ・ジョースターの波紋の師であるリサリサがスピードワゴン財団を率いて、中南米のジャングルを舞台にスタンドの起源を巡る冒険を繰り広げるというもの。

第2部と第3部の間の、波紋からスタンドへと物語の主軸が変化する過程を描いています。

真藤順丈は、冒険小説「宝島」の作者でもあり、今回の「無限の王」もそうした新藤の資質が遺憾なく発揮されています。







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